福岡の幼稚園がコミュニティ・カフェ「はらの木」をオープン

学校法人大原幼稚園は、2024年6月15日に福岡県福岡市早良区原団地にコミュニティ・カフェ「はらの木」をオープンする。「はらの木」は、こどもからお年寄りまで、地域の人々が集い、交流できる場を目指している。

店舗コンセプトは、「こどもも、お母さんも、お父さんも。おじいちゃんも、おばあちゃんも。誰もが心地よく過ごせる居場所」だ。赤ちゃんとのお散歩途中や、幼稚園帰りのこどもと一緒に立ち寄ったり、子育てを離れた自分だけの時間や、夫婦でゆっくりお茶を楽しんだり、ご近所さんとおしゃべりをしたりと、さまざまなシーンで利用できる。

「はらの木」という店名には、地域に根付き、愛される場所を作りたいという想いが込められている。ロゴマークは、こどもからお年寄りまで親しみを持ってもらえるよう、1本の木をシンボリックに、やさしいタッチで描かれている。

大原幼稚園は、こどもの教育に携わる中で、こどもと地域や社会との接点を作ること、また大人にとっても、ひとりひとりが尊重され、共生できる場所があることが、豊かな人々の営みに必要と感じてきた。そんな想いから「はらの木」をオープンすることになった。

現在、地域で子育て中の保護者がボランティアとして協力し、カフェの運営やイベントの企画準備を進めている。地域の方々の意見を取り入れ、誰もが過ごしやすく、長く愛される場所を作っていくという。

「はらの木」は、かつて「原団地幼稚園」という名前だった大原幼稚園の歴史を受け継ぎ、こどもたちと地域の繋がりを大切にしていく。緑に囲まれた環境の中で、子どもたちを温かく見守ってくれている原団地と、まだここにない出会いを幼稚園がハブとなって繋げていく存在を目指している。

「はらの木」は、2024年6月15日10時にオープン。営業日は火曜から土曜、営業時間は10時から16時。メニューは、おにぎり、スープ、ドリンク各種を提供する。