キヤノン10件が2026年度グッドデザイン賞受賞 Ultimionがベスト100
キヤノンの製品10件が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2026年度グッドデザイン賞」を受賞した。このうち、次世代のX線CTとして注目されるフォトンカウンティングCTの「Ultimion(アルティミオン)」が、特に高い評価を得た100件に贈られる「グッドデザイン・ベスト100」に選出された。同社は今回の受賞を励みとして、今後も性能とデザインを高度に融合させた製品づくりを続けていくとしている。
Ultimionがグッドデザイン・ベスト100に選出
今回「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれた「Ultimion」は、個々のX線光子(フォトン)を検出する新しい計測原理を採用したフォトンカウンティングCTである。従来のCTとは異なる計測原理により、画像の高分解能化による診断性能の向上と被ばく量の低減を両立させている。
審査委員による評価
グッドデザイン賞公式ウェブサイトに掲載された審査委員の評価コメントによると、診断性能の向上に伴い増大する診断情報データに対し、AI自動化技術で対応することで医療従事者の負担を増すことなく臨床判断の質を高めている点が高く評価された。

さらに、筐体の造形に患者が不快や不安を感じない曲面基調を取り入れ、医療従事者の作業動線にも配慮されているとし、「患者と医療従事者という医療機器の二つのユーザ共に価値を提供する、非常に優れたデザインがなされている」との評価が寄せられている。

医療機器からカメラまで10件が受賞


今回の「2026年度グッドデザイン賞」では、「Ultimion」を含めてキヤノンの10件の製品が受賞した。受賞した製品の一覧は以下の通り。


- Ultimion(フォトンカウンティングCT)
- F1.4 L VCMシリーズ(ミラーレスカメラ用RFレンズ)
- RF7-14mm F2.8-3.5 L FISHEYE STM(ミラーレスカメラ用RFレンズ)
- EOS C50(デジタルシネマカメラ)
- CN5×11 IAS T/R1、CN5×11 IAS T/P1(シネマレンズ)
- RC-IP300(リモートカメラコントローラー)
- U-4SR(放送用屋外カメラシステム)
- imagePROGRAF TM-610M/TM-510M(大判インクジェットプリンター)
- imageFORCE C7165F(A3カラー複合機)
- TR-S1510/TR-A100(プラスチック選別/分析装置)

12月にデザインを紹介するオンラインセミナーを開催


キヤノンは「2026年度グッドデザイン賞」受賞製品を中心とした最新デザインを紹介するオンラインセミナー「Meet-up Canon Design 2026」を、2026年12月2日(水)に開催する予定である。
セミナーでは、ユーザー視点から生まれたデザインの魅力や、デザインにまつわるストーリーを担当デザイナーが語る。詳細や申し込み方法については、10月中にキヤノングローバルサイト内で公開される予定となっている。
本記事はキヤノン株式会社の発表およびグッドデザイン賞公式ウェブサイトの公開情報をもとに作成。
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