finetrackのドライレイヤーが2026年度グッドデザイン賞を受賞
兵庫県神戸市に本社を置く株式会社finetrack(代表:金山洋太郎)のアンダーウエア「ドライレイヤー」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2026年度グッドデザイン賞を受賞した。汗や雨などによるウエアの濡れと体温低下に着目し、「肌着を撥水させる」という独自の発想で肌をドライに保つ点が評価された。同社では今回の受賞を契機に、ドライレイヤーのさらなる普及・展開に取り組むとしている。
撥水メッシュで汗冷えを抑える独自構造
山では「濡れ(汗・雨)」「低温(標高)」「強風(稜線)」の3要素が重なることで体温が奪われやすくなり、低体温症などのリスクにつながる。ドライレイヤーは、肌の一番近くで汗を吸わずに撥水させ、上に重ねたベースレイヤーへ汗を移行させることで肌面のドライ感を保ちやすくするアンダーウエアとなっている(特許第4384959号 / 特許第6695582号)。
撥水加工を施したメッシュ生地を採用し、汗を生地に含ませにくくすることで肌面の濡れやベタつきを軽減する。同社によると、ドライレイヤーは以下の5つの価値をもたらすとしている。
- 汗冷えを軽減する
- 汗のベタつきを軽減する
- 濡れても変わらない安定した保温性
- 抗菌防臭で臭いにくい
- 過度な重ね着が減り、軽量化に貢献

大量の汗で濡れた状態を想定した試験では、L2ベースレイヤー単体着用時と比較して、L1ドライレイヤー®を重ね着した状態(20分間着用後)の皮膚表面温度が高く維持された結果が示されている(当社実施試験による)。
20年以上の進化とフィールドでの支持

ドライレイヤーは、濡れたウエアで寒い思いをしたスタッフの実体験を契機に、2004年の「フラッドラッシュスキン」誕生から開発が始まった。2005年に「ドライレイヤー」と命名され、2006年の「フラッドラッシュスキンメッシュ」、2010年の「フラッドラッシュアクティブスキン」、2011年の「フラッドラッシュパワーメッシュ」を経てリニューアルを重ね、2019年から2020年にかけて現在の3シリーズ体制へと進化を遂げた。
審査員は評価コメントの中で、アウトドアにおいて肌をドライに保つアンダーウエアのパイオニアとして20年以上の歴史を持つ点や製品の完成度の高さを挙げ、「単なるレジャー用品にとどまらず、救助隊など究極の現場で高く支持されている点も、本製品の真価を物語っていると言える」としている。
現場からも使用感に関する声が寄せられている。第27回植村直己冒険賞を受賞した登山ガイドの野村 良太さんは「1枚着るだけで、肌面の汗の乾きが全然違います」とコメントしているほか、山岳コーディネーターの貫田 宗男さん、登山ガイドで看護師の菅原 久美子さん、自衛官などからも過酷な環境下での使用について評価が寄せられている。

ドライレイヤーは、アクティビティの運動量や季節、気温に合わせて選べる3つのシリーズを展開している。


- COOL(クール):極薄手のナイロン素材を採用し、真夏の登山やトレイルランニング向け
- BASIC(ベーシック):オールシーズンに対応する定番モデル
- WARM(ウォーム):シリーズ中最も高い保温性を備えたかさ高メッシュで、寒い季節の登山やバックカントリー、沢登り向け
トップス、タイツ、ショーツ、ブラ、サニタリーショーツのほか、バラクラバ、グローブ、ソックス等の各種アクセサリー、自衛隊向けプロ仕様ラインまで取り揃えている。


また、同社は製品を届けるだけでなく山を守る取り組みも推進している。販売金額の5%が登山道整備団体へ直接寄付される「寄付つきドライレイヤー」の展開や、ユーザーとともに登山道の荒廃を防ぐ整備・保全作業イベントを定期的に開催している。


受賞対象となったドライレイヤーは、2026年10月31日(土)〜11月4日(水)に開催される「GOOD DESIGN EXHIBITION 2026」にて展示される。

グッドデザイン賞ウェブサイト https://www.g-mark.org/
株式会社finetrack 概要
- 創業:2004年
- 本社:兵庫県神戸市
- 代表:金山洋太郎
- ブランドヒストリー:https://www.finetrack.com/brand/
- ブランドポリシー:https://www.finetrack.com/brand/policy/
- SDGsの取り組み:https://www.finetrack.com/brand/sdgs/
本記事は株式会社finetrackの発表をもとに作成しています。
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