トムトムとDeepRoute.aiが自動運転技術の共同開発で覚書を締結
オランダ・アムステルダムに本社を置くTomTomは、AIを活用した自動運転技術を手掛けるDeepRoute.aiと、自動運転技術の共同開発に関する覚書を締結したことを発表した。トムトムの位置情報データをDeepRoute.aiの自動運転技術基盤に統合し、現地時間2026年10月12日から18日まで開催されるパリモーターショーの期間中にはパリ市内の公道で成果を披露する。
位置情報データとAI技術基盤を統合
AIを基盤とした自動運転システムが高度化し普及が進むなかで、複雑な道路環境を認識して適切に走行するためには位置情報インテリジェンスが重要な要素となる。DeepRoute.aiの自動運転技術基盤は、センサー情報とトムトムの位置情報データを組み合わせる仕組みを持つ。これにより、道路形状や地域ごとの交通ルールに加え、先を見越した走行判断や初めて走る道路での運転に必要な周辺情報を取り込んで自動運転を支援する。両社の技術の組み合わせによって、高度なレベル2+およびレベル2++の運転支援機能に求められる精密な走行判断や車両制御が実現できるとしている。
異なる市場への効率的な展開を支援
今回の技術連携は、自動運転ソリューションを複数の市場へ展開する場面において特に重要となる。道路環境や交通ルール、運転習慣、検証要件は市場ごとにそれぞれ異なる。トムトムの位置情報データは地域ごとの違いを把握できるため、自動車メーカーや技術パートナーが各地域の条件に合わせて自動運転システムを適応させ、複数の市場へより効率的に展開できるよう支援を行う。
両社の関係者によるコメント
トムトムのOrbis製品管理責任者であるWillem Strijboschは「DeepRoute.aiとの協業は、世界各地での安全な自動運転技術の展開を加速させています」とコメントしている。
また、DeepRoute.aiのバイスプレジデント兼パートナーの劉軒(Xuan Liu)氏は、今回の提携が自社のグローバル展開を加速する重要な節目になると述べたうえで、自動車メーカーが海外の複雑で不慣れな規制や道路環境へ円滑に対応できるよう支援し、安全でスケーラブルな自動運転技術をドライバーへ早期に届けることが可能になると語っている。
トムトムは位置情報とその関連テクノロジーを提供する地図メーカーである。
- 本社所在地:オランダ・アムステルダム
- 従業員数:世界中に3,300人
- 事業実績:30年以上にわたりモビリティの未来を切り拓く
- 公式URL:https://www.tomtom.com/ja/
本記事はTomTomの発表をもとに作成されています。
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