喜界島でさんごの島科学芸術祭2026が2026年10月に初開催へ
特定非営利活動法人 喜界島サンゴ礁科学研究所、総合地球環境学研究所、さんごの島科学芸術祭実行委員会は、2026年10月30日(金)〜11月8日(日)の10日間、鹿児島県喜界島全域を会場とした「さんごの島科学芸術祭2026」を初開催します。




会場となる鹿児島県・喜界島(きかいじま)は、世界でも稀少な隆起サンゴ礁で形成された島です。全国57の町村・地域からなる「日本で最も美しい村」の一つであり、2024年には「IUGS 世界地質遺産100選」、2025年には「日本ジオパーク」にも認定されています。本芸術祭では、島が蓄積してきた「地球10万年の記憶」や環境データを最先端の現代アート(映像・音響・光)へと可視化し、島固有の環境そのものを活かした新たな体験の創出を目指します。
島内6箇所のユニークなロケーションで展開
展示では、10万年の地層や隆起サンゴ礁の絶景、地下水、集落の暮らしや文化そのものを巨大なキャンバス(舞台)として捉えます。研究所が蓄積してきた学術知見を、エグゼクティブアートディレクターを務める前・金沢21世紀美術館館長の長谷川祐子氏と新進気鋭のアーティストたちが映像・音響・光へと翻訳します。
入場無料となる主要展示や研究接続プログラムは、スギラビーチの隆起サンゴ岩でのシネマや全長366mの巨大地下ダムトンネルなど、島内6箇所のロケーションで展開されます。
- 【海岸】宮尾 昇陽 《まばたきのあわい The liminal blink》:喜界島スギラビーチでの隆起サンゴ岩映像投影
- 【地下】立石 従寛 《いつひろに Five Fathom Down》:全長366mの地下ダムトンネル音響展示
- 【集落】八木 夕菜 《島が海だったとき When the Island Was Sea》:小野津神宮公民館での海と陸の記憶をたどる珊瑚と時間のインスタレーション
- 【研究】山崎 敦子《c_cycle of coral》: 喜界島サンゴ礁研究所での特別展示・島とサンゴの化学循環の可視化
なお、展示会場や作品内容は天候など様々な事由により一部変更、中止される場合があります。
学術連携とオープニングセレモニー
会期後半となる11/6〜9には、約300名が参加する「日本サンゴ礁学会」が併催され、論文やデータを感覚的なアート体験へと広げる試みが行われます。また、2027年1月には「京都巡回展(伏見港・珊瑚庵)」の開催も予定されています。
開幕日となる10月30日(金)18:00からはオープニングセレモニーが開催されます。隆起サンゴ岩肌のスクリーンへの映像投影をはじめ、島唄三味線、八月踊り・六調パフォーマンスなどが行われる予定です。参加は無料で飲食の出店も予定されていますが、雨天時は会場が変更されます。
開催に向けて、Ready forにて京都巡回展を含むクラウドファンディングが開始されました。 クラウドファンディング(Ready for):https://readyfor.jp/projects/coral-islands-science-art
開催概要
- 事業名称:さんごの島科学芸術祭(Coral Islands Science and Art Biennale)
- 会期:2026年10月30日(金)〜 11月8日(日)[10日間](※11/6〜9は日本サンゴ礁学会併催)
- 料金:展示鑑賞無料
- 会場:鹿児島県 喜界島内各所(スギラビーチ、第一地下ダムトンネル、小野津神宮公民館、喜界島サンゴ科学研究所 等)
- 主催:さんごの島科学芸術祭実行委員会
- 共催:喜界島サンゴ礁科学研究所、総合地球環境学研究所
- 協力:喜界町、日本エアコミューター株式会社、株式会社Attoll
- 体制:総合プロデューサー 渡邊 剛 / エグゼクティブアートディレクター 長谷川 祐子
- 公式Webサイト:https://kikaireefs.org/
本記事は特定非営利活動法人 喜界島サンゴ礁科学研究所、総合地球環境学研究所、さんごの島科学芸術祭実行委員会の発表をもとに作成しました。
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