初回放送の注目度が高かった春ドラマは? TOP3発表
2024年4月クールの春ドラマで、視聴者の注目を集めた作品のランキングが発表された。REVISIO株式会社が独自の指標を用いて分析した結果、1位は日曜劇場「アンチヒーロー」、2位は「Believe−君にかける橋−」、3位は「ブルーモーメント」だった。
「アンチヒーロー」は、長谷川博己演じる危険な弁護士を中心に、豪華キャストが繰り広げるスリリングな物語。ダークで緊張感あふれるストーリー展開が、65.2%という高い注目度を集めた。世帯視聴率でも平均11.8%を獲得し、1位に輝いた。
2位の「Believe-君にかける橋」は、木村拓哉主演の話題作。東京都の一大プロジェクト「龍神大橋」を舞台に、主人公の苦悩と再生を描いたヒューマンドラマだ。希望と再生をテーマに、事件の真相と人間ドラマが絶妙に絡み合う本作は、女性を中心に63.6%の注目度を集めた。
3位の「ブルーモーメント」は、山下智久が主演を務める。山下演じる天才気象研究官が、特別災害対策本部の一員として人命救助に挑む姿が描かれる。気象災害による人命救助がテーマで、男女問わず注目を集めた。男性注目度で3位、女性で4位と高評価だ。
REVISIOでは、テレビの前にいる人のうち、テレビ画面に視線を向けていた人の割合を「注目度」と定義し、分析に利用している。2023年下半期におけるドラマジャンル(プライム帯)の平均注目度は、個人全体で61.4%、男性60.4%、女性62.3%だった。
今回のランキングは、視聴者のドラマへの関心の高さを示す指標の一つといえる。豪華キャストによる演技や、スリリングな展開、社会問題を織り交ぜたストーリーなど、それぞれの作品の魅力が視聴者を引き付けたようだ。今後も、注目度の高いドラマから目が離せない。