いい生活、全プロダクト共通の認証基盤でパスワードレス認証Passkeysを標準提供
株式会社いい生活は、全プロダクト共通の認証基盤である「いい生活アカウント」において、パスワードレス認証「Passkeys」の標準提供を開始しました。不動産会社の業務システムで取り扱われる個人情報や物件情報を守るため、不動産業界全体のセキュリティ水準の底上げを目指します。利用中のすべての顧客に提供され、単体オプションとしての販売は行われません。
不動産会社の業務システムでは、日々多くの顧客の個人情報や重要な物件情報が取り扱われています。近年、パスワード認証のみに依存したシステムに対するフィッシングやパスワードリスト攻撃などの不正ログインリスクが社会的な課題となっており、不動産実務基盤の安全確保が急務となっていました。
同社はこれまでも「誰も信用しない」ことを前提としたゼロトラストアーキテクチャの採用など、セキュリティ強化を進めてきました。本年8月にリリースした多要素認証(MFA)の標準提供に続き、次世代の認証規格「Passkeys」についても標準提供に踏み切りました。一部の利用者向けのオプション提供にとどめず、不動産業界全体の全社的なセキュリティ水準を底上げすることを目的としています。
今回の機能は、同社の「業務クラウドシリーズ」や不動産流通プラットフォーム「いい生活Square」など、複数サービスへ共通でログインできる「いい生活アカウント」に付帯して提供されます。
パスワード入力を前提としない仕組みにより、フィッシング攻撃に対する耐性が向上します。ユーザー側にとっては、煩雑なパスワード管理から解放され、よりスムーズで安全なログインが可能になるとされています。
同社では、顧客のデータを構造的に守る体制として以下の3点を挙げています。
- 構造的分離:社内環境とSaaS環境を完全に分断し、万が一社内PCがウイルスに感染してもSaaS環境への二次感染が発生しない仕組みを構築
- ゼロトラスト:社内アクセスも含めて都度検証するモデルを採用し、多要素認証(MFA)の徹底とPasskeysの標準提供により厳格な本人確認を実施
- クラウドネイティブ:ブラウザやAPI通信による方式を一貫して採用し、ウイルスの主要感染経路となるドライブ共有等の仕組みを排除
さらに、情報セキュリティ規格であるISO/IEC 27001(ISMS)、クラウドセキュリティ規格であるISO/IEC 27017(ISMS-CLS)、ITサービスマネジメント規格であるISO/IEC 20000(ITSMS)の3つの国際認証を取得し、厳格な運用を続けているとしています。

株式会社いい生活 会社概要
- 商号:株式会社いい生活
- 所在地:東京都港区南麻布五丁目2番32号 興和広尾ビル3F
- 設立:2000年1月21日
- 資本金:628,411,540円(2026年3月末現在)
- 事業内容:不動産市場向けSaaSの開発・提供
- 代表者:代表取締役社長 CEO:前野 善一
- 上場市場:東証スタンダード:3796
- URL:https://www.e-seikatsu.info/
本記事は株式会社いい生活の発表をもとに作成しました。
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