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Persona AIで架空ビスケット価格改定を調査、100体のAI回答を集計

シースリーレーヴ株式会社が運営するPersona AIは、架空のプレーンビスケットの価格改定を題材に、100体のAIペルソナが生成した回答を集計した。従来の「税込200円・100g」に対し、A案「税込250円・100g」とB案「税込200円・80g」を提示したところ、Aを選ぶ回答が64件、Bを選ぶ回答が19件となった。加えて購入を見送る回答が13件、情報不足で決められない回答が4件という結果になっている。

比較された商品条件と価格設定

今回の検証では、従来の「税込200円・100g」に対し、以下の2つの改定案が設定された。

  • A案:税込250円・100g(1袋の価格25%増・内容量維持)
  • B案:税込200円・80g(価格据え置き・内容量20%減)

両案ともに100g当たりの税込価格は250円となり、従来比で単価はともに25%増となる設定となっている。味、原材料、品質、保存方法、賞味期限、売場は従来と同じで、両案の在庫がある条件とした。旧条件の商品や値引き、送料、ポイント還元はなく、購入する場合は1袋とされている。

100体のAIペルソナによる選択結果の内訳

最初の質問におけるAIペルソナの選択結果の内訳は以下の通りである。

  • Aを1袋買う:64件
  • Bを1袋買う:19件
  • 今回はこの種類のお菓子を買わない:13件
  • この情報だけでは決められない:4件
  • 合計:100件

Aを選ぶ回答では内容量の維持、Bを選ぶ回答では1回の支払額の維持が理由として挙げられた。この結果は今回の設定で生成された100体のAIペルソナ回答内のものであり、日本の消費者全体の選好割合を示すものではないとされている。

回答傾向から見る実顧客調査への示唆

今回の取り組みは、価格改定を検討する際に実際の顧客へ何を聞くべきかを探るケースとして実施された。二者択一のみで調査した場合、見送りや判断保留という選択肢を取り落とす可能性があることが示唆されている。

実際の顧客調査に向けては、1回のおやつ代として払える金額、1袋で足りる量、改定内容の説明を読んだ後の選択を分けて聞く方法などが考えられるとしている。なお、今回の結果だけを根拠としてA案の採用や販売数量の見通しを判断することはできない。

調査の実施方法と結果の解釈における留意点

日本国内に住む20〜69歳で日常的に自分や家族用のお菓子を購入するという設定の架空AIペルソナ100体を生成し、全員に5問を実施した。回答完了日は2026年10月11日である。全員にA・Bの両案を同時に示し、選択、理由、最重視点、選択を変えうる追加情報、価格と内容量の確認の順に質問した。最初の質問では1袋の価格と内容量を提示し、100g当たりの価格や上昇率の計算結果は示していない。選択肢の並び順は対話間で変化しているが、条件説明中のA→Bの順序は固定された。

生成プロフィールの中には、回答生成前から値上げや容量減への評価を含むものがあり、回答の偏りを価格と内容量の提示だけの効果と切り分けることはできないとされている。また、容量減を「こっそり行う」といった設問で示していない状況を補う回答や、単価を誤って説明する例も見られた。

本結果はAI生成回答の集計であり、実在する消費者へのアンケートや購買予測、人間の回答と同等の精度を確認する検証ではない。実在する人の無作為抽出や実際の購入行動の測定、消費者全体への一般化などは行われていない。

Persona AIは、AIペルソナへの質問と生成回答の確認を通じて、調査の初期探索や仮説整理を支援するサービスである。

  • サービス名:Persona AI
  • サービスの詳細・登録:https://persona-ai.c3reve.co.jp/
  • 運営会社:シースリーレーヴ株式会社
  • 会社サイト:https://www.c3reve.co.jp/
  • お問い合わせフォーム:https://www.c3reve.co.jp/contact

本記事はシースリーレーヴ株式会社の発表をもとに作成。

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