ニュース証券、有価証券担保サービスPledgeLinkの提供を開始
ニュース証券株式会社は2026年10月15日、有価証券担保サービス「PledgeLink(プレッジリンク)」の提供を開始した。手元の株式や債券を売却せずに貸し手へ担保として差し入れ、資金を調達できる仕組みを提供する。同社は担保設定に関する事務を代行し、第一号となる質権設定の手続きはすでに完了している。
保有資産を売却せず資金調達が可能に
PledgeLinkは、保有する有価証券を担保として差し入れることで資金調達を可能にするサービスである。株式や債券を売却する必要がないため、名義は借り手のまま維持され、配当金や分配金を受け取る権利、議決権も原則として継続する(保持される範囲は有価証券の種類により異なる)。
担保の対象となる有価証券は、国内上場株式、国内債券(国債・社債等)、国内公募投資信託、上場投資信託(ETF)、不動産投資信託(REIT)、外国株式、外国債券など多岐にわたる。なお、受け入れの可否は銘柄の条件や貸し手の判断によって異なり、上場していない株式については個別の確認が必要となる。
有価証券を担保とした貸し借りでは、書類確認や名義管理といった事務が発生する。同サービスにおいてニュース証券は、担保となる有価証券を自社の口座で預かり、質権設定の登録から完了通知までの事務を一括して引き受ける。

ニュース証券代表取締役の齊藤光城氏は、事業資金や不動産買い替え、納税などでまとまった資金が必要な際に、保有株の売却による立場喪失を回避する解決策として質権設定に着目したとし、証券会社が事務を引き受けることで当事者の手続き負担を抑えられるとの考えを示している。
なお、同社は担保設定に関する事務代行者であり、取引の当事者として資金貸付を行ったり、貸借の相手方を紹介したりする立場ではない。
取引の仕組みと留意点
借り手と貸し手の双方がニュース証券に口座を開設した上で取引を行う。担保設定期間中、対象の有価証券は同社の口座で固定され、売却や引き出しに制限が生じる。ただし、固定によって価格の変動が防がれるわけではない。
返済不履行が発生した場合は、貸し手からの請求に基づき、あらかじめ借り手が差し入れた振替指示によって有価証券の名義が貸し手へ振り替えられ、返済に充当される。その際、借り手は担保とした有価証券を失い、貸し手側も価格変動などによって債権の全額を回収できない可能性がある。
申し込み方法とサービス概要
利用申し込みは、サービスページのお申し込みフォームまたは電話(0120-411-965/平日8:30〜17:30、土日祝休)で受け付けている。申し込みから設定完了までの期間は通常3〜7営業日だが、銘柄や内容により前後する。なお、2026年9月18日からの事前登録を済ませている場合は、改めての申し込みは不要としている。

サービス概要は以下の通り。
- サービス名:PledgeLink(プレッジリンク)
- 提供開始日:2026年10月15日
- 対象:個人・法人(借り手・貸し手いずれも)
- お手続き期間:通常3〜7営業日
- ご利用条件:借り手・貸し手の双方ともに、当社での口座開設が必要です
- 担保の対象となる有価証券:国内上場株式、国内債券(国債・社債等)、国内公募投資信託、上場投資信託(ETF)、不動産投資信託(REIT)、外国株式、外国債券 など(上場していない株式は個別に確認が必要。受け入れは銘柄条件や貸し手の判断による)
- お申し込みURL:https://news-sec.co.jp/products/pledgelink/#register
- サービス詳細URL:https://news-sec.co.jp/products/pledgelink/
本記事はニュース証券株式会社の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



