Dellows News

ROMSが梱包アシストAIにAI補正機能を標準搭載 実績からサイズを自動修正

物流倉庫や工場向けに自動化ソリューションを提供する株式会社ROMSは、梱包作業効率化ツール『梱包アシストAI』において、「AI補正」機能を強化し、新たに標準搭載した。現場で実際に使用した箱と推奨された箱の違いを記録するフィードバックデータをAIが分析し、商品マスタのサイズ情報を自動で補正する。これにより、手動によるマスタ修正の負担を軽減し、箱サイズ推奨の精度を継続的に高める環境を整える。

現場の梱包実績をもとに商品サイズや条件を自動補正

『梱包アシストAI』は、JANコードや商品名などをもとにAIが商品の3辺サイズを推測・自動登録するため、事前の商品マスタ整備を不要としている。一方で、推奨された箱に商品が収まらず現場で箱を選び直すケースがあることから、登録サイズと実態の差を埋めるため「AI補正」機能が強化された。

本機能では、蓄積された梱包実績をAIが分析し、商品サイズや梱包時の制約条件を自動で補正する。補正にあたっては、Web上の商品情報や画像なども参照し、登録情報の妥当性を総合的に判断する仕組みとなっている。

自動補正の仕組みと継続的な精度改善

具体的な補正内容は主に3点ある。

  1. 実際の梱包結果に基づく商品サイズの自動補正

推奨された箱と実際に使われた箱の差異などから、一定回数以上のフィードバックが蓄積された商品を対象にサイズ情報の妥当性を判断し、必要に応じて商品マスタの3辺サイズを自動更新する。

  1. 商品の特性を踏まえた梱包条件の自動補正

横倒し禁止や重ね合わせの可否といった梱包条件も対象となる。例えばボトル製品が横倒しされずに大きな箱で梱包されていた場合、Web上の情報や画像を参照して横倒し禁止の可能性を考慮する。バケツのように重ねて収納できる商品についても、実績と商品情報から重ね合わせの可否を推定して補正に活用する。

  1. 蓄積されたデータをもとに、継続的に推奨精度を改善

一定回数以上のフィードバックが蓄積され補正が必要と判断された商品は、1日1回の自動処理で情報が更新される。これにより、手作業での修正負担を抑えながら実際の梱包状況に即した情報が維持される。

梱包アシストAIの機能と導入効果

『梱包アシストAI』は、商品サイズや梱包資材の情報をもとに配送コストを考慮した箱サイズの推奨や、3Dシミュレーションによる商品の詰め方の提示を行うクラウド型ツールである。商品をどの向きや順番で入れるべきかを視覚的に表示し、同梱物や注意事項も確認できる。

導入事例では、1件あたり10〜30円の配送料削減や、箱選びにかかる作業時間の短縮が報告されている。個別打ち合わせのほか、東京都大田区にある平和島ラボでのデモンストレーションを通じて機能や活用方法が紹介されている。

株式会社ROMSの概要

株式会社ROMSは、EC、小売、物流事業者、メーカー向けに高性能小型自動倉庫や高層ピース仕分け機、梱包アシストAIなどの自動化ソリューションを開発・販売している。代表取締役は前野洋介氏が務める。

  • 会社名:株式会社ROMS
  • 所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田八丁目8番15号
  • 代表取締役:前野 洋介
  • 設立:2019年6月3日
  • 事業内容:ロボティクス・自動化システムの企画設計・開発・販売、物流施設・小売店舗向けソリューションの企画設計・開発・販売、物流施設・小売店舗向けソフトウェアの企画設計・開発・販売、上記に関連するコンサル
  • ウェブサイト:https://roms.inc/

本記事は株式会社ROMSの発表をもとに作成されています。

アクセスランキング

今日

1週間