ロレアルグループ、パリ・サンジェルマンと2028年までのパートナーシップを発表
化粧品大手のロレアルグループは現地時間10月8日、パリ・サンジェルマンとの間で2028年までを契約期間とする戦略的パートナーシップを発表した。ロレアルグループがサッカークラブとパートナーシップを結ぶのは創業以来初の試みとなり、同クラブの「オフィシャル・ビューティー・パートナー」に就任する。パリを発祥とする両組織は、高いパフォーマンスや革新を追い求める姿勢を共有し、多彩なアクティベーションを展開していくとしている。
フランスの首都パリおよびパリ都市圏を原点とする両組織がタッグを組むのは今回が初めてとなる。イノベーションや卓越したパフォーマンスを通じ、現代のフランスが誇る価値を世界へ発信するという志のもとに合意に至った。
UEFAチャンピオンズリーグ2連覇の実績を持つパリ・サンジェルマンは、SNSで2億5,000万人以上のフォロワーを抱え、スポーツやファッション、アートなどが交差する文化の発信拠点となっている。一方のロレアルグループは世界150カ国以上で事業を展開し、フランス国内の1万5,000名、全世界では9万人以上の社員が所属している。
パートナーシップの第一歩として、世界8万人以上の皮膚科医に推奨されているダーマコスメティクス(皮膚科学スキンケア)ブランド「ヴィシー(Vichy Laboratoires)」(※日本未展開)が参画する。ヴィシーは、パリ・サンジェルマン男子トップチームの「オフィシャル スキンケア&ヘアケア パートナー」に就任する。
活動拠点である「PSGキャンパス」および本拠地「パルク・デ・プランス」においてヴィシーのスキンケア・ヘアケア製品を提供し、選手の日々のコンディショニングを支える体制を整える。また、ホームゲームではサポーターを対象とした限定エクスペリエンスの提供も予定されている。
研究連携と教育コンテンツの共同開発
今回の協業はスポンサーシップにとどまらず、両者の知見を融合させる共同イノベーションのプラットフォームとして機能するとしている。ヴィシーの研究チームがポワシーのPSGキャンパスに合流し、肌や頭皮の健康状態、心身のウェルビーイング、競技パフォーマンスに関する観察研究を実施する。
さらに、統合的なヘルスケアに関する教育コンテンツを共同で開発する計画だ。スポーツの現場で培われた知見と皮膚科学の専門知識を活かし、蓄積されたソリューションやプロトコルを広く発信していくとしている。
両組織の概要
パリ・サンジェルマン
- 設立:1970年
- 沿革:2011年にカタール・スポーツ・インベストメンツ(QSI)の傘下に加入。2024年にポワシーに「PSGキャンパス」を開設。2025年にUEFAチャンピオンズリーグ制覇
- 展開部門:男女サッカー、ハンドボール、柔道、eスポーツなど
ロレアルグループ
- 従業員数:9万人を超える従業員(科学者4,000人以上、デジタル人財8,000人以上を含む)
- 拠点・研究体制:世界13ヵ国に21の研究開発と研究開発拠点
- 実績:2025年のグループ売上高は440億5千万ユーロ。40の国際ブランドを展開
本記事はロレアルグループおよびパリ・サンジェルマンの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



![畿央大学がかぐや姫祭りでLOVOT[らぼっと]と残糸衣装のショー開催へ](https://news.dellows.jp/wp-content/uploads/2026/10/701869_1-300x225.jpg)