Dellows News

自動運転技術の社会実装推進に関する連携協定を締結【相鉄バス・海老名市・NTTドコモビジネス】

海老名市と相鉄バス、NTTドコモビジネスが自動運転バス実証実験へ連携協定を締結

CATEGORY: テクノロジー

海老名市、相鉄バス、NTTドコモビジネスの3者は2026年10月13日、「持続可能な地域交通の実現に向けた自動運転技術の社会実装推進の連携に関する協定」を締結しました。自動運転技術を活用した持続可能な地域公共交通の実現や運転士不足などの社会課題解決を目指し、海老名市のまちづくりの推進と地域価値の向上に寄与することを目的としています。今後は協定に基づき自動運転バスの実証実験を段階的に進め、社会実装に向けた検討を推進する方針です。

協定の背景と3者が担う役割

本協定は、2024年5月に海老名市と相鉄ホールディングスが締結した「地域課題の解決を目標とした包括連携協定」を契機とする取り組みの一環として結ばれました。それぞれが持つ知見や技術、資源を持ち寄り、次世代の地域交通モデルの構築を図ります。

協定における主な役割として、海老名市は地域課題や住民ニーズを踏まえた取り組みの推進、住民への理解醸成や受容性の拡大、まちづくりや脱炭素化と連動した交通の高度化を担います。相鉄バスはバス事業者としての知見を生かした実証や社会実装の検討、将来の運行計画や安全運行・現場運用の検討、EV自動運転車両の活用による環境負荷低減などを推進します。NTTドコモビジネスは通信やデジタル技術の知見を生かした実証・基盤整備への支援や、地域交通DXの推進に向けたデータ活用を担う体制です。

実証実験では、特定の運行条件のもとで運転者が乗車しなくても運行可能な「自動運転レベル4」の実装を見据えた公道走行を実施します。トヨタ自動車製の次世代モビリティ「e-Palette」をベースに改造した車両が使用されます。

あわせて、遠隔地のコントロールセンターから走行状態や映像などを常時モニタリングして必要に応じ遠隔操作を行う遠隔監視基盤の整備や、途切れない通信の実現にも取り組みます。安全性と利便性を両立した次世代モビリティサービスの構築を進め、国の補助事業や実証事業とも連携しながら地域交通DX人材の育成や持続可能な事業モデルの確立を図るとしています。

中新田循環線での試験走行スケジュール

実証実験の一環として、相鉄バスの運転士による公道での試験走行が実施されます。走行ルートは「中新田循環線」(海老名駅→勝瀬小宝児童遊園→海老名総合病院前→えびなこどもセンター入口→海源寺→海老名高校前→みずほ団地前→海老名市役所→海老名駅)です。

走行ルートや周辺環境のデータを学習させ微調整や確認を行う「調律走行」は、10月13日~10月27日、および11月5日~2027年1月22日に行われます。その後、一般の乗客が乗車する「一般走行」は2027年1月25日~2月18日に予定されており、詳細は追ってお知らせするとしています。

使用される車両の仕様は、全長4,950mm、全幅2,290mm、全高2,929mmで、着席定員は7人です。

参画企業の概要

相鉄バス株式会社(社長・金田 有紀)は神奈川県横浜市西区北幸2丁目9番14号に本社を置き、資本金は1億円です。自動車運送事業(乗合・貸切・特定)を展開しています。

NTTドコモビジネス株式会社(旧 NTTコミュニケーションズ株式会社、社長・小島 克重)は東京都千代田区大手町2-3-1 大手町プレイスウエストタワーに本社を置き、資本金は2,309億円です。ICTサービス・ソリューション事業や国際通信事業などを手掛けています。

本記事は海老名市、相鉄バス、NTTドコモビジネスの発表をもとに作成しました。

アクセスランキング

今日

1週間