伊吹が人間1人と複数AIで開発したSolvieの有料プランを開始
東京都武蔵野市の株式会社 伊吹は、人間1人と複数のAIを活用して開発・運営するAI相談サービス「Solvie(ソルヴィエ)」において、2026年7月28日のβ公開を経て、10月6日に有料プラン「ソルPlus」を開始しました。約3か月でAIへの指示は約16,000回、統合したプログラムの変更は1,412件にのぼります。

同社が作成した概算モデルによる暫定試算では、同等の実装範囲を人手のみで開発した場合と比較して費用が約66%低減されたとしています。
人間1人と複数AIによる約3か月の開発実績
同社代表取締役の落合 彩氏のもと、AIがプログラムの作成を担い、人間は企画・判断・確認・承認を重ねる体制で開発が進められました。
2026年7月10日〜10月5日の対象期間における作業記録と変更履歴(同社集計)は以下の通りです。

- 人間からAIへの指示:約16,000回
- 統合したプログラムの変更:1,412件
- 人間の作業時間:約630時間
人間の作業時間には、AIへの指示、企画・判断・確認・承認が含まれます。また、変更件数はGitHubのマージ済みプルリクエスト数(全ブランチ対象)であり、本番反映件数ではありません。時間や指示回数は概数であり、成果物数や人件費へ単純換算したものではないとしています。
人手開発モデルとの費用比較を暫定試算
実装範囲を16の作業に分けた概算モデルにおいて、人の手で開発する工数を中位条件で約2,700時間(2,712時間、1人月160時間・3か月換算で約6人分、条件による幅は約4〜8人分)と見積もりました。
これをもとに算出した人手開発モデルの費用8,136,000円(2,712時間×時給3,000円)に対し、実際の人間の作業費1,890,000円(約630時間×時給3,000円)とAI・システム関連費の候補明細855,730円(7/10〜9/30)を合算した暫定合計は2,745,730円となり、モデル上では約66%低い計算になると発表しました。
時間単価は月給40万円・月160時間・会社負担の諸費用20%を仮定した3,000円で統一して算出されています。なお、2,712時間はAI作成の概算モデルであり実測や第三者見積もりではなく、実際の人員削減数を示すものではありません。また、855,730円も開発総費用ではなく、費用の対象期間や用途は照合中であり、実際に削減できた割合を示すものではないとしています。
幅広い機能の実装と人間による最終判断
AIが担ったのは画面開発にとどまらず、会員登録、会話の保存、過去の相談の参照、写真・音声の入出力、手紙と通知、有料プランの決済のほか、データ削除や権限確認、自動検査、障害記録などの仕組みに及びます。
一方で、運営や発信に関する最終判断と責任は人間が保持しています。開発・運営担当者が作成した基本ルールをAIが指摘して不適切な表現を抑止した事例や、AIが投稿から外した料金表示を担当者の指摘で再確認して掲載した事例などを挙げています。開発・運営担当者は「自分で決めたことを、自分が忘れそうなときに思い出させてくれる。それが、人間1人で続けられている理由だと思います」と述べています。
Solvieの概要
Solvieは、言葉にしづらい悩みもそのまま話しかけて一緒に考えられるAI相談サービスです。無料で利用できるほか、有料プラン「ソルPlus」を提供しています。医師や弁護士など専門家の判断に代わるものではありません。
- サービスURL:https://solvie.inc
- 料金URL:https://app.solvie.inc/plus
- 報道関係者向けURL:https://app.solvie.inc/press
- お問い合わせ先:ibuki@ibukitokyo.com
本記事は株式会社 伊吹の発表をもとに作成しました。
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