アドベンチャーワールドは、2025年1月17日から3月11日までの期間、ジャイアントパンダ日中共同繁殖研究30周年を記念して「パンダコパンダ展 ～和歌山・アドベンチャーワールドの巻～」を開催する。「パンダコパンダ」は、高畑勲と宮﨑駿がコンビを組んで制作した中編アニメーションで、1972年に中国から上野動物園に贈られたジャイアントパンダをきっかけに日本で大ブームを巻き起こした。

本展は、劇場公開から50周年を経た「パンダコパンダ」の世界を丸ごと紹介するもので、過去に宮城県石巻市で3か月開催で約4万人、岡山県岡山市では1か月のみの開催で約2.5万人もの来場者を迎えた人気の体験型展覧会だ。会場では、物語の舞台であるミミ子のお家の再現コーナーやふわふわしたパパンダとパンちゃんのオブジェなどの楽しいフォトスポットがある。当時日本で巻き起こったパンダブームの写真やグッズ、映画の原画やポスターなど他では見られない資料も特別公開される。

展覧会期間中は、パンダコパンダ展限定の「ノベルティ付き入園券」が発売され、A5クリアファイルと記念チケットがノベルティとしてプレゼントされる。また、パーク内ギフトショップ「AW」では、30点以上のパンダコパンダ展オリジナルグッズに加え、パパンダたちが動物たちと一緒にアドベンチャーワールドを楽しむ限定イラストのコラボグッズも販売される。さらに、パーク内の各レストランでは、パンダコパンダ展とのコラボメニューも楽しめる。

アドベンチャーワールドでは、1994年9月6日にジャイアントパンダ「永明（えいめい）・蓉浜（ようひん）」の2頭が来園し、日中共同繁殖研究をスタートした。2024年9月6日に30周年を迎え、これまでパンダファミリーを温かく見守り、支援してくれた人たちに感謝の意を表している。30年の共同繁殖研究により、17頭のパンダの育成に成功し、そのうち13頭が中国で新たなパートナーに出会い20頭以上の子孫が誕生するなど、パンダファミリーの繁栄の輪が広がっている。