道頓堀グリコサインがリニューアルへ 6代目は2026年11月末で終了
江崎グリコ株式会社は、大阪・道頓堀にある看板「道頓堀グリコサイン」(大阪市中央区)をリニューアルすることを発表しました。2026年11月末をもって現在の6代目の掲出を終了し、同年12月よりリニューアル工事が開始されます。7代目の掲出は27年春を予定しています。


6代目看板の歩みと地域貢献
1935年に初代が設置された「道頓堀グリコサイン」は、大阪・道頓堀の景観を彩り続けてきました。2003年4月には大阪市都市景観条例に基づき、「大阪市指定景観形成物」(現在の「大阪市都市景観資源」)に指定されています。
2014年10月に設置された現在の6代目は、従来のネオン灯に代わり約14万個(143,976個)のLEDチップを使用した看板で、国内外から多くの観光客が訪れるランドマークとなっています。また、世界糖尿病デーの啓発として大阪府の健康啓発活動「健活10」を紹介する特別映像の放映や、大阪府警察と連携した青少年の非行防止・相談窓口の周知啓発に協力するなど、情報発信や安心・安全なまちづくりにも活用されてきました。
創業の精神を象徴するランナーマーク
看板の中心に描かれているGlicoのランナーは、1920年に誕生し、創業者・江崎利一が掲げた「食品による国民の体位向上」という創業の精神を象徴するシンボルマークです。1922年に発売された創業の商品「栄養菓子グリコ」のパッケージデザインとして知られ、現在も創業の志を表す存在として位置づけられています。
看板のリニューアル後も、ランナーのマークは人々のすこやかな毎日とゆたかな人生の実現に向けた取り組みとともに走り続けるとしています。



歴代の「道頓堀グリコサイン」の変遷
道頓堀のネオン塔は、時代の変化とともに姿を変えてきました。


- 初代(1935-1943):高さ33mのネオン塔。6色に変化するランナーと文字、毎分19回点滅する花模様が特徴で、1943年に鉄材供出のため撤去。
- 2代目(1955-1963):高さ21.75mの砲弾型ネオン塔。下部に高さ5.26mの特設ステージが設けられた。
- 3代目(1963-1972):12トンの水が噴き出す噴水ネオン塔。400個のランプが虹の模様を描く仕掛け。
- 4代目(1972-1996):陸上競技場のトラックを点滅させ躍動感を表現。隣接するビルの改装に伴い消灯。
- 5代目(1998-2014):大阪城や通天閣など大阪を代表する4つの建物を背景に、朝から夜への情景変化を表現。
- 6代目(2014-現在):LED照明を採用し多彩な映像演出を実現。

なお、江崎記念館(大阪市西淀川区)では、初代から5代目までの看板と周辺風景を再現したジオラマを展示しているほか、Web-VRコンテンツ( https://www.glico.com/jp/enjoy/experience/ezakikinenkan/ )でも公開されています。

現行「道頓堀グリコサイン」の概要

- 住所:大阪府大阪市中央区道頓堀1丁目10ー4
- 名称:「道頓堀グリコサイン」
- 大きさ:高さ 20.00m × 横幅 10.38m
- 点灯の仕組み:LEDチップ約14万個(143,976個)
- 点灯時間:日没後~24時
本記事は江崎グリコ株式会社の発表をもとに作成しました。
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