JTBパブリッシング、東海道本線全線電化70年記念の時刻表復刻版を10月発売へ
東京都江東区に本社を置き、代表取締役 社長執行役員を盛崎宏行が務める株式会社JTBパブリッシングは、東海道本線が全線電化から70年の節目を迎える2026年11月に合わせ、時刻表復刻版の第16・17弾を発売する。『時刻表大きな復刻版 1956年11月号』と『時刻表大きな復刻版 1956年12月号』の2冊で、発売日は2026年10月13日(火)を予定している。
東海道本線の全線電化と国鉄ダイヤ改正の転換点
1956(昭和31)年11月19日、東海道本線の米原―京都間が電化されたことで、東京―神戸間の全線電化が完成した。この節目に実施された国鉄ダイヤ大改正により、特急「つばめ」「はと」は東京―大阪間を30分短縮となる7時間30分で結ぶようになった。この変化は鉄道の高速化・近代化を前進させ、その後の特急電車「こだま」や新幹線の開業へとつながる転換点となった。

連続する2号の誌面で比較する鉄道史の変化

今回刊行される2冊は、変革の瞬間を記録した『時刻表 昭和31年11月号』と『時刻表 昭和31年12月号』を大型サイズで復刻した書籍となる。11月号には全線電化完成直前の“最後のダイヤ”、12月号には大改正後の“新しい国鉄”の姿が収められており、1カ月の間に起こった鉄道史上屈指の変化を誌面上で比較できる構成となっている。
寝台特急「あさかぜ」と推理小説『点と線』の背景
復刻版では、松本清張の推理小説『点と線』が誕生した時代を追体験することもできる。『点と線』は1957年2月号の雑誌『旅』(当時の日本交通公社発行)から連載が開始された作品で、トリックの舞台には1956年11月19日のダイヤ改正で登場した寝台特急「あさかぜ」が使われた。「あさかぜ」の東京―博多間の所要時間である17時間25分は、当時の東京―大阪および大阪―博多を日中走る特急の所要時間合計に匹敵する速さだった。1958年には冷暖房完備の新しい20系客車が導入され、日本最初のブルートレインとして人気を集めた。『時刻表復刻版 1956年12月号』の解説ページには、『点と線』と時刻表にまつわるトリビアも掲載される。
書誌情報
本書の詳細は以下の通り。
- 書名:JTBのMOOK『時刻表大きな復刻版 1956年11月号』、JTBのMOOK『時刻表大きな復刻版 1956年12月号』
- 定価:各2750円(10% 税込)
- 判型:B5判
- 発売日:2026年10月13日(火)
- 発行:JTBパブリッシング
- 販売:全国の書店、ネット書店
本記事は株式会社JTBパブリッシングの発表をもとに作成。
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