【開催レポート】ジーズ主催「HACK SONIC」テクノロジーへの愛を表現するハッカソン|第5回のテーマは、“宇宙”をHACKせよ!
G’sが宇宙テーマのハッカソン開催、11組16名が43時間で開発競う
CATEGORY: テクノロジー
デジタルハリウッド株式会社が運営するエンジニアと起業の学校「G’s」は、ハッカソン「HACK SONIC」を2026年9月25日から9月27日にかけて開催しました。第5回を迎えた今回は「“宇宙”をHACKせよ!」をテーマに設定し、全国から11組16名のエンジニアが参加しました。参加者はジーズTOKYO(原宿)とオンラインを併用した環境のもと、43時間のハックタイムで企画から開発、発表までを行いました。
宇宙をテーマにした多様な開発プロダクトが登場


3日目のデモデイでは、各チームが6分間のプレゼンテーションとデモ、4分間の質疑応答を実施しました。会場では、実在する人工衛星の軌道を1秒ごとに計算して上空に来たときだけメッセージを送れるコミュニケーションサービスや、実際の惑星環境データをもとに生成された宇宙人キャラクターと音声会話ができるアプリ、手作りのハードウェア作品などが披露されました。


審査は「テーマに対する愛が感じられるプロダクトであるか」「ユーザー体験が優れているか」「技術的な挑戦が魅力的であるか」「アイデアに独自性があるか」の4項目で行われ、株式会社アークエッジ・スペースの鬼頭佐保子氏と、エンジニアでG’s FUKUOKA 主任講師の大杉太郎氏が審査員を務めました。
上位入賞を果たした3つのプロダクト


審査の結果、チーム「カタパルト」による「SPACE FISHING」が第1位に選ばれました。天の川で星や星座、惑星を釣り上げるゲームで、季節による天の川の見え方の変化や無重力空間を意識した糸の揺れ、Web Audio APIによるサウンド生成などが盛り込まれています。




第2位には、野々村奏氏が開発した「ブクスペ(Bookmark × Space)」が選出されました。ブックマークを宇宙として可視化するChrome拡張機能で、WebAssemblyと量子化モデルを活用し、処理をすべてブラウザ内で完結させる構成となっています。
第3位には、坪山洋介氏による「Hack the Satellite」が入賞しました。人工衛星の姿勢制御と物理モデルを段階的に学べる学習プロダクトで、日本の準天頂衛星「みちびき」の3Dモデルや実際の軌道計算を組み込んでいます。
開発現場におけるAI活用の深化
審査総評において、ジーズ主任講師の大杉氏は、AIを単に導入するだけでなく、テストの記述や安全なデプロイ環境の整備など、開発の基本を整えているチームが増えた点を挙げました。また、AIの有無にかかわらず自分たちが表現したいものに向き合っている点について評価を述べました。実際の開発現場でも、LLMレビューと課題管理を連携させて約130件のissueを処理した事例や、ClaudeとCodexを使い分けた開発事例が見られました。
G'sについて
- 運営母体:デジタルハリウッド株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:藤井雅徳)
- 特徴:社会人のための教育機関。最大500万円までの投資が可能なインキュベート機関「D ROCKETS」を設立
- 実績:これまでに124社のスタートアップが誕生、資金調達総額は175億円を突破(2026年9月現在)
- 関連実績:デジタルハリウッド大学における大学発ベンチャー設立数は全国17位(経済産業省「令和7年度大学発ベンチャー調査」より)
本記事はデジタルハリウッド株式会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



