地域応援プラットフォーム「ふるアド」、ベータ版がリリース
株式会社World X-ingは、日本各地の自治体推し活サービス『ふるアド』の開始を発表した。同社はこれまで、推し活総合プラットフォーム「oshito」を運営し、国内外のファングループ連携でのセンイル広告などを実施してきた。このノウハウを活用し、地域や地方自治体などのふるさとを応援する『ふるアド』ベータ版をリリースする。
従来の地域振興・地域創生は、自治体補助金や交付金・助成金に頼る単年度での施策が一般的であり、効果的な活性化コンテンツ構築が難しかった。『ふるアド』は、ふるさとを推すファンがベースとなり、予算や振興手法などを生み出す”内外一体型”による地域振興を行う仕組みだ。補助金や助成金に頼ることなく、地域を愛する人々によって地域振興していく考え方を実装し、このプラットフォームをAPI化することで、ふるさと納税サイトとの連携やシステムパッケージ化による他地域での展開を目指す。
ふるアドとは、地域を愛する人や応援したいと思う人、出身者や居住者などの総称『地域ファンダム』が地方自治体に寄付を行い、それらをもとに地域振興を行なっていく、ふるさと応援プラットフォームである。地域ファンダムとは、地域を愛するまたは応援したいと思う人々のことを指す。これからの地域振興は、地域を愛する人(在住者や出身者など)や応援する人によって行われる”内外一体型”になると考えられている。
ふるアドでは、約250種類もの独自APIによって様々なニーズに対応する。また、ふるアドを活用してみたい企業・各種団体、地方自治体や地域商社、地方銀行を募集しており、概念や具体的なAPI仕様など、詳細な説明を行うとしている。