健康食品の摂取状況と期待効果
マイボイスコム株式会社が2024年11月に実施した「からだにいい食事・食べ物」に関するインターネット調査によると、からだにいい食べ物・飲み物をとるように気を付けている人は5割弱で、気を付けていない人は約25%と2015年の調査より増加していることがわかった。
気を付けていることとしては、「野菜を多くとる」「必要な栄養素をバランスよくとる」「量を食べすぎない」が各50%台で上位に挙がった。一方、「栄養機能食品を選ぶ」「機能性表示食品を選ぶ」などは5~6%と低かった。
からだにいいと思って習慣的に摂取している食べ物は、「野菜」が63.2%でトップ、次いで「きのこ類」「大豆加工品」「乳製品」「豆類」が各40%台だった。飲み物では、「お茶、お茶系飲料」が50.1%、「牛乳」「コーヒー、コーヒー飲料」が各3割強となっている。
これらの食べ物・飲み物に期待する効果としては、「健康維持」が摂取者の6割弱、「免疫力を高める」「便通改善、おなかの調子を整える、整腸効果」などが各3割弱だった。女性は男性に比べ、「骨を丈夫にする」「美肌効果」「便通改善、おなかの調子を整える、整腸効果」を期待する割合が10ポイント以上高かった。