投資女子のボーナス使い道、株が1位に
株式会社ハナミラが、同社が運営する女性向け資産運用スクールの受講生147名を対象に、2024年11月20日から30日にかけて実施したアンケート調査の結果を発表した。調査では、投資を始めた女性たち(投資女子)のボーナスの使い道について尋ねたところ、一般的な使い道とは異なる傾向が明らかになった。
投資女子が個別株の株式投資を開始した時期は、過半数の58.5%が1年以内であり、2024年1月の新NISA開始を機に本格的に始めた人が多いことがわかった。投資を始める前のボーナスの使い道は、1位が貯蓄(69.8%)、2位が自分へのご褒美(66.3%)、3位が旅行・レジャー(57.0%)だったが、投資を始めてからは、1位が株(57.7%)、2位が自分へのご褒美(47.4%)、3位が学びへの投資(42.3%)に変化した。
今年の冬のボーナス支給がある人は約2人に1人で、その使い道の1位は株(65.8%)だった。投資女子がボーナスで購入するものを選ぶ観点としては、「未来につながる投資」など、長期的な価値や費用対効果を考慮する傾向が見られた。
また、投資を始めてから、お金の使い方や考え方が変わった人がほとんどで、「消費から投資へ価値観がシフトした」「長期的な価値に目を向けるようになった」「自分で人生をデザインする自信がもてた」などの回答が挙がった。