クレッシェンドラボのAI分析ツールDAAC、初期トライアル実施の3社が導入決定
AIコミュニケーションクラウドを提供するクレッシェンドラボは、同社のAIデータ分析アクショナブルツール「DAAC(ダーク)」について、初期トライアルを実施した3社が導入を決定したと発表した。
DAACは、LINEやWeb、CRM、広告、POSなど、企業内に分散する顧客接点データを統合および分析するAIツールだ。顧客理解やマーケティング施策の改善、意思決定を支援する機能を備えている。
約1ヵ月間の実証で異なるデータ活用を検証
約1ヵ月間にわたり実施された初期実証では、導入企業それぞれの事業や顧客接点に応じた活用が検証された。マーケティング施策の分析をはじめ、顧客とのコミュニケーションデータの分析、店舗における顧客行動の分析など、企業ごとに異なるユースケースで運用されている。
総合ディスカウントストアを運営する多慶屋では、LINEの配信パフォーマンスや利用率の分析に加え、ビーコンなどを通じて取得した店舗内の顧客行動データをDAACで分析した。これにより、オンライン上のデータだけでは把握しにくい実店舗での行動を可視化し、顧客理解や店舗施策への活用を進めている。
別の導入企業では、クレッシェンドラボの「CAAC」に蓄積されたコミュニケーションデータをDAACで分析した。顧客との対話から得られる定性的な情報を活用して顧客理解やコミュニケーションの改善に取り組むほか、各SNSチャネルからの問い合わせやイベント集客のパフォーマンス分析にも用途を広げている。
接点データを横断分析し次のアクション決定を支援
企業内では顧客データが各チャネルで個別に管理されているケースが多く、顧客の行動や有効な施策、次に打つべき手の把握が一貫して行いにくい課題が存在する。実証を通じて、DAACは特定チャネルや用途に限らず、各社が抱える顧客データ活用の課題に対応できることが確認された。
DAACは、エージェント型AI(Agentic AI)を搭載したインサイトクラウドとして提供されている。分散した顧客接点データを横断的に分析し、施策改善につながる示唆を導くことで、データの確認にとどまらずアクションの決定までを支援する。なお、DAAC AIエージェントはGoogle Cloudの「Google Cloud Ready – Gemini Enterprise」認定を取得しており、Gemini EnterpriseのAgent Galleryにも掲載されている。
分析と実行をつなぐ重要性
日本支社代表の猪股唯耶は、データから示唆を得ること自体がAIによって身近になる一方、それが実際の施策や顧客コミュニケーションに反映されなければ事業成果につながらないと指摘する。DAACではActionableであることを重視し、横断的に導いた示唆をマーケティング施策や顧客対応につなげ、分析と実行を分断させない仕組みづくりを進めていくとしている。
企業概要
- 日本法人名:株式会社クレッシェンド・ラボ
- 代表者:猪股 唯耶(いのまた・ゆいま)
- 所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門 1-10-5 KDX 虎ノ門一丁目ビル 11F
- 設立:2022年1月
- ウェブサイト:https://www.cresclab.com/jp
本記事はクレッシェンドラボの発表をもとに作成しました。
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