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FlashLabs、AIモデルOrcaCyber Zero 1.5を提供開始

FlashLabs株式会社は、米国のAI研究機関Continuum AIが開発したサイバーセキュリティ特化のフロンティアモデル「OrcaCyber Zero 1.5」の提供を開始した。同社が日本市場向けに独占提供するAI推論ゲートウェイ「OrcaRouter」において取り扱う。本モデルは、信頼できるセキュリティ研究者やレッドチーム、認可されたセキュリティテストを目的とする利用者向けに審査制で提供される。

自律的な脆弱性検証を想定したモデル構成

「OrcaCyber Zero 1.5」は、前モデル「OrcaCyber Zero 1.0」の後継にあたるサイバーセキュリティ特化モデルである。脆弱性の説明にとどまらず、未発見の脆弱性の発見や複雑な攻撃経路の調査、実世界での悪用可能性の検証までを自律的に行うよう設計された。

OpenAI互換のAPIで提供され、100万トークンのコンテキストウィンドウ、ネイティブなツール呼び出し(関数呼び出し)、構造化出力(JSON)に対応している。RCE(遠隔からのコード実行)やサンドボックス回避、認証バイパス、権限昇格、複雑な攻撃チェーンといった脆弱性の発見を想定し、攻撃経路の推論や実証可能な悪用可能性に基づく優先順位付けを行う。

開発元公表のベンチマーク実績

開発元の発表によると、「OrcaCyber Zero 1.5」はサイバーセキュリティ関連のベンチマークにおいて以下の数値を記録している(各評価は開発元によるものであり、第三者機関による検証を受けたものではない)。

  • CVE-Bench:95.8%(既知の脆弱性を再現するベンチマーク。評価可能な23タスク中23件)
  • Cybench:100%(サイバーセキュリティの実行タスクを測るベンチマーク。39タスク中39件・制約なしのエージェント実行)
  • HumanEval+:93.9%(コード生成の正確さを測る評価)

なお、前モデル「OrcaCyber Zero 1.0」を搭載した自律ハーネス「OrcaCyber」は、UCバークレー校の研究チームが公開したベンチマーク「CyberGym Level 1」(実在の脆弱性1,507件・188のOSSプロジェクト)において、実在の脆弱性のうち98.01%(1,477件)を再現し、リーダーボードで上位3位に入っている(CyberGymリーダーボードに基づくFlashLabs株式会社調べ・2026年10月11日時点)。この順位は前モデル搭載の自律ハーネスのものであり、「OrcaCyber Zero 1.5」単体のスコアではない。

審査制アクセスと利用料金

本モデルの利用にあたっては、認可されたセキュリティ調査・テストを前提とした審査制のアクセス(Security Researchアクセス)が適用される。企業または所属機関のメールアドレスによる申請と手動審査を経て提供される。

料金は、入力100万トークンあたり3.00米ドル、出力100万トークンあたり7.50米ドルとなっている。この価格はプロバイダー定価のままであり、OrcaRouter側でのマークアップはない(2026年10月11日時点のFlashLabs株式会社確認)。利用には審査があり、内容は予告なく変更される可能性がある。

OrcaRouterの概要

OrcaRouterは、Continuum AIが開発し、東京都千代田区に本社を置くFlashLabs株式会社(代表取締役:細井洋一)が日本市場向けに独占提供するAI推論ゲートウェイである。OpenAI互換のAPIを備え、Anthropic、OpenAI、Google Gemini、DeepSeek、Grok、Qwenなど200以上のLLM・生成AIモデルに対応する。直近ではGPT-6.1 Sol、Claude Sonnet 5.5、Gemini 3.8 Flash、Grok 4.6、DeepSeek-V4.1-Flashなどのモデルがカタログに追加されている。

本記事はFlashLabs株式会社の発表をもとに作成。

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