中学受験と母親の仕事の関係性に関する調査結果、ひまわり教育研究センター発表

イノベーションシステム株式会社の「ひまわり教育研究センター」が2024年10月に実施した調査によると、中学受験を経験した子供を持つ母親の75.4%が、子供の受験期に1年以上仕事をしていたことが明らかになった。仕事をしていなかった母親は21.1%、「回答したくない」と回答したのは3.5%だった。

仕事の有無と合格実績の関係性を見ると、第1〜3希望の中学校に合格した割合は、仕事をしていた母親の方が仕事をしていなかった母親よりも12.1%高かった。逆に、第1〜8希望のいずれにも合格しなかった割合は、仕事をしていなかった母親の方が10.2%高かった。

仕事をしていた母親の帰宅時間は、「18時前後」が34.4%と最も多く、次いで「16時より前」が25.6%、「17時前」が23.3%だった。また、子供が6年生の時の仕事時間は、「フルタイム(週5回、40時間程度)」が53.3%、「パートタイム(週3、4回、20時間〜40時間未満)」が34.4%だった。

受験期に助けになった人については、「夫」が62.2%、「実母」が35.6%と回答した。一方で、仕事をしていることが受験に不利だと感じたことがあるかという問いには、「ない」が52.2%、「ある」が31.1%という結果になった。

valvix

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