Dellows News

アトリエシムラが10周年記念展示販売会を世田谷で開催へ 新作着物3点を発表

染織ブランドのアトリエシムラは、ブランド設立10周年を記念した展示販売会「色への祝祭—にほひたつ—」を東京・世田谷で開催します。会期中には、草木染めの絹糸を用いて手織りで制作された新作着物「夜明け」「夕暮れ」「月光」の3点が発表されます。会場では展示販売のほか、代表の志村昌司氏らが登壇するトークイベントや、法政大学名誉教授の田中優子氏を迎えた記念講演会などの関連企画も予定されています。

一日のうつろう光を表現した新作着物3点を発表

染織家の志村ふくみ氏の芸術精神を継承して2016年11月に誕生したアトリエシムラは、「植物の生命の色をいただく」という考えのもとで制作を続けてきました。今回の展示販売会では、一日のうちにうつろう光を主題としています。

会場で発表される新作着物は、闇がほどけて世界が目覚めるさまを表した「夜明け」、昼と夜のあわいに揺らぐ「夕暮れ」、深い闇の中でやわらかな光がひらく「月光」の3点です。いずれも草木染めの絹糸を用い、手織の紬に織り上げられています。織り手は「夕暮れ」のデザインについて、模索している最中に飛行機の窓越しに見えた夕焼け空に心を打たれ、着物のイメージが一気に固まったと振り返っています。

展示販売会「色への祝祭—にほひたつ—」の開催概要

展示販売会では新作着物3点に加え、ミナ ペルホネンとのコラボレーションによる「ミナ帯」の新作、色無地、絵羽着物、草木染めブローチなどのファッションアイテム、裂小物が並びます。希望に応じた着物のお誂えも受け付けるほか、着物の試着会や購入相談会も行われます。

開催の詳細は以下の通りです。

  • 会期: 2026年 10月 30日(金)〜 12月 22日(火)12:00〜17:30(水曜・木曜定休、祝日は営業)
  • 会場: アトリエシムラ Gallery&School 東京・世田谷(〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷6-17-7)
  • 代表在廊日: 志村昌司氏は10月31日(土)、11月1日(日)に在廊予定
  • お問い合わせ: Tel: 03-6411-1215、E-mail: gallery@ateliershimura.co.jp

会期中には2つの関連イベントが実施されます。

10月31日(土)には、アトリエシムラ Gallery&School 東京・世田谷にてトークイベント「アトリエシムラのものづくり—志村ふくみから受け継いだもの」が開催されます。代表の志村昌司氏と、志村ふくみ氏から直接教えを受けた制作チームが、新作着物のテーマ「うつろう光」に込めた思いや10年の歩みについて語ります。時間は11:00〜12:00、参加費は1,100円(税込)、定員は12名です。

また、12月6日(日)には、アルカディア市ヶ谷にて10周年記念講演会「布のちから」が開催されます。講師には、著書『布のちから――江戸から現在へ』(朝日新聞出版)を手掛けた江戸文化研究者で法政大学名誉教授の田中優子氏を迎え、志村昌司氏が聞き手を務めます。布と人と自然をめぐる対談が行われる予定です。概要は以下の通りです。

  • 日時: 12月6日(日)14:00〜15:30
  • 会場: アルカディア市ヶ谷(私学会館)〒102-0073 東京都千代田区九段北4-2-25
  • 参加費: 一般3,850円(税込)、学生 2,200円(税込、受付時に学生証の提示が必要)
  • 定員: 54名
  • 申し込みURL: https://anniversarytalk.peatix.com

アトリエシムラは、染織家・志村ふくみ氏の孫である志村昌司氏を中心とした次世代の作り手による染織ブランドです。京都と東京の工房で一点ものの商品を制作しているほか、ワークショップや学びの会など染織を中心とした文化体験の場づくりも展開しています。

  • 公式ウェブサイト: https://www.atelier-shimura.jp/
  • 公式Instagram: https://www.instagram.com/ateliershimura/
  • YouTube(志村昌司の「今週の読書」): https://www.youtube.com/@weekly-reading

本記事はアトリエシムラの発表をもとに作成しています。

アクセスランキング

今日

1週間