国内主要生成AI調査、ChatGPTがMAU2,670万人でリード
株式会社ヴァリューズは、国内の生成AI主要6サービスを対象とした「生成AIユーザー動向調査」(2024年6月~2026年5月)の結果を公開しました。分析にはインターネット行動ログを活用した分析ツール「Dockpit(ドックピット)」を用いており、国内の10代以上を対象に利用実態の推移をまとめています。調査によると、「ChatGPT」が月間アクティブユーザー数(MAU)で他サービスを大きくリードしているほか、各サービスの急成長や年代ごとの定着傾向が浮き彫りとなりました。
ChatGPTがMAU2,670万人でリード、月平均起動日数は約10日
主要生成AI6サービスにおける2026年5月時点の月間アクティブユーザー数(MAU)を比較したところ、「ChatGPT」が2,670万人を記録し、市場を大きくリードしていることが分かりました。2024年6月時点の336万人と比較すると、約2年間で695%増の拡大を見せています。
また、月平均のアプリ起動日数も約10日(9.8日)に達しており、日常的なツールとして生活に定着している状況が示されています。

GeminiやClaudeが1,000%超成長、新サービスAgent iも台頭

ユーザー数の伸び率では、Googleが提供する「Gemini」が1,153%増(1,190万人)、Anthropicが提供する「Claude」が1,232%増(253万人)と高い成長を示しました。なお、対象期間のGeminiデータは技術的に制約があり、Geminiのユーザー数は参考値となっています。


さらに、2026年4月にリリースされたLINEヤフーの「Agent i」は、開始直後の2026年5月時点でMAU623万人を獲得し、40~70代を中心に広く利用されています。既存事業にAIを組み込むプレイヤーの存在感も示されており、市場の勢力図に影響を与える可能性があるとしています。


20代の約17%がヘビーユーザー化、30代や40代も拡大
年代別のユーザー数推移と利用頻度の分析では、2025年3月を境に多くの年代でユーザー数が増加しました。
特に20代の伸び率は836%増と著しく、月21日以上利用する「ヘビーユーザー」の割合は約17%と全年代で最も高い結果でした。また、30代・40代についてもユーザー数の伸び率がそれぞれ656%増、692%増と拡大しており、20代に次ぐ主要なボリュームゾーンとなっています。
調査および株式会社ヴァリューズの概要
今回の調査概要は以下の通りです。
- 調査対象者:国内のAIサービスを利用する10代以上
- 対象サービス:6サービス(ChatGPT、Gemini、Claude、Microsoft Copilot、Perplexity AI、Agent i)のスマホアプリ・Webブラウザ(Agent iはWebブラウザのみ集計、Geminiはデータに一部制限あり、デスクトップアプリは集計対象外)
- 集計条件:各サービスアプリ・Webブラウザの合算ユーザー数(重複カウントあり)、ユーザー数は拡大推計値、利用頻度分析はAgent iを除く5サービス
- 調査期間:2024年6月~2026年5月
- 分析ツール:Dockpit
本調査を実施した株式会社ヴァリューズは、東京都港区赤坂二丁目17番22号 赤坂トラストタワー 5F(東京ワールドゲート赤坂)に本社を置き、代表取締役社長は辻本 秀幸が務めています。マーケティングノウハウとIT先端技術を活用した事業成長支援や、行動ログ分析事業などを展開しています。
本記事は株式会社ヴァリューズの発表をもとに作成しました。詳細な調査レポートは同社サイト(https://manamina.valuesccg.com/articles/5318)で公開されています。
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