TechGALA Japan 2026に参画する海外スタートアップ15社が決定
株式会社ゼロワンブースターは、Central Japan Startup Ecosystem Consortiumが主催するグローバルイベント「TechGALA Japan 2026: BEYOND」において、参画する海外スタートアップ15社を決定したと発表した。連携対象国であるインド、タイ、シンガポールの3拠点から選定された。中部エリアの産業基盤と海外スタートアップの先端技術を融合させ、地域からのグローバルオープンイノベーション推進を図る。



東南アジア最大級のイベント「Techsauce Global Summit」のムエタイステージや、約200社の応募があったインド・バンガロールでの選考、シンガポールでのピッチを経て、ディープテックやAI、製造DXなどの領域から以下の15社が選ばれた。
インド
- HEM Dimensions(https://hemdimensions.com/):3Dプリンティング・高度電子回路マテリアル企業。純金属溶融ジェットとポリマーの同時吐出により、立体表面へ直接機能性回路や熱管理構造を成形する技術を提供。日米印にて特許取得済み。(シード)
- Kepler Aerospace(https://kepleraero.com/):航空宇宙・防衛・宇宙インフラ企業。安全保障の強化と持続可能な宇宙環境の実現を目指し、自律型ISR(情報・監視・察知)超小型人工衛星および電磁式デブリ監視・軌道上サービスプラットフォームを提供。(シード・約8M USD)
- Tvasta(https://tvasta.construction/):IIT Madras発の建築3Dプリンティング企業。コンクリート建材の自動積層プラットフォームにより、住宅建設プロセスの高速化・低コスト化・脱炭素を実現。(シリーズA・約5.65M USD)
- Uncharted AI(https://www.uncharted-ai.com/):元NASAエンジニアが率いる自律型AI・ロボティクスOS開発企業。GPS非対応の極限環境や宇宙探査、産業インフラ向けの物理AI(Physical AI)技術を提供。(シード)
- Vikra Ocean Tech(https://vikraoceantech.com/):海洋ロボティクス・水中インフラ点検企業。水深5,000m対応の超耐圧ROV/ASVおよび水中イメージングAIにより、洋上風力や港湾インフラの点検コストを削減。(シード・約1M USD)
シンガポール
- Belli(https://belli.ai/):航空会社の貨物オペレーション(予約受付・スペース最適化・運航連携)を一元管理するSaaS。レガシー基幹システムの置換を狙う。(シリーズA・約1.9M USD)
- Tashi Network(https://www.tashi.network/):ドローン・ロボット群がGPSや中央サーバーに依存せず相互に位置とタスクを合意する分散協調メッシュ基盤。ROS 2・Open-RMFとの接続を狙う。(シード・約5M USD)
- Cinch(https://cinch.sg/):法人向けDevice-as-a-Service。PC・スマホを月額で利用し、回収・再整備・再流通まで一体で担う端末循環モデル。(シリーズA ・約15.9M USD)
- Hand Plus Robotics(https://www.handplusrobotics.com/):ROS 2ベースの産業ロボティクス基盤「HandPlus ONE」。ロボット制御・動作計画・画像認識・PLC連携を共通ソフト層に集約し、溶接・マシンテンディング・パレタイジング・外観検査のアプリを載せる。(シード)
- Overdrive IoT(https://overdriveiot.com/):人・車両・資産の位置と稼働を、RTLS・テレマティクス・IoTセンサー・映像から1枚の運用画面に統合するSaaS。(シード・約2.9M USD)
タイ
- Adsist Innovation(https://adsist.net/):AIを活用した倉庫オペレーション最適化ソリューションの開発。基幹システムを変えずにVision AIやRFID等を統合し、在庫可視化と業務自動化を推進。(シリーズA)
- Chalupas&Co.(https://chalupasandcompany.com/):独自酵素処理による農業廃棄物の高品質繊維化事業。パイナップルの葉等を低環境負荷で加工し、海洋修復用ロープやサステナブル素材の製造・供給を展開。(ブートストラップ)
- Cleantech & Beyond(https://www.cleantech-beyond.com/ja):バッテリーフリーの小型スマート温度検知ラベルの開発。RFIDやNFC等を介して産業機器の異常発熱を検知し、突発的な設備障害やダウンタイムを防止。(シード)
- OsseoLabs(https://www.osseolabs.com/):AI画像解析による術前計画支援および医療用3Dプリントインプラントの開発。体内で自然吸収されるマグネシウム素材により、二次手術不要の骨再建を提供。(シリーズA ・約3.38M USD)
- TIE Smart Solutions(https://www.tie-smart.co.th/):AIoTプラットフォーム「TIE-CON」の開発。独自物理モデルとAIで既存の空調・冷却システムを最適化し、最大20%の省エネと自動故障診断を実現。(シリーズA)
選出された15社に向けては、日本市場での事業共創を支援するプログラムが提供される。実施期間は2026年10月から2026年12月までを予定している。
主なプログラム内容は以下の通り。
- 日本進出に向けたインプットセミナー、個別メンタリングの実施
- 日本企業とのビジネスマッチング支援
- TechGALA Japan 2026: BEYOND ピッチパークでの登壇機会
- TechGALA Japan 2026: BEYOND 展示ブースへの出展機会
- エコシステム関連施設への訪問
参画企業には、中部エリアを中心とした事業会社との面談機会の提供や企業訪問を実施するとしている。
TechGALA Japan 2026: BEYONDの開催概要

イベントの概要は以下の通り。
- イベント名:TechGALA Japan 2026: BEYOND
- 日程:2026年12月15日(火)〜17日(木)
- 場所:愛知県名古屋市(Day1~2:栄地区の中日ビル、ナディアパーク等/Day3:鶴舞地区のSTATION Aiなど)
- 公式サイト:https://techgala.jp/
主催であるCentral Japan Startup Ecosystem Consortiumは、一般社団法人中部経済連合会、名古屋大学、愛知県、名古屋市、浜松市等により組成されたコンソーシアムである。令和7年6月には内閣府から第2期スタートアップ・エコシステム「グローバル拠点都市(広域都市圏型)」に選定されている。
本記事は株式会社ゼロワンブースターの発表をもとに作成。
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