鈴木楽器製作所、40年眠った木材使用の限定品PRO-37v3 ZZZを発売へ
株式会社鈴木楽器製作所は、1980年代の木琴音板用ローズウッド材をサイドカバーに活用したメロディオン「PRO-37v3 ZZZ(スリーゼット)」を数量限定で発売する。10月31日より鈴木楽器製品取扱店の店頭にて先行販売が行われ、12月7日からはオンラインストアでの販売が開始される予定となっている。

40年眠り続けた木琴用ローズウッド材を再活用
今回の製品に使用されているローズウッド材は、1980年代に木琴の音板用として加工されたものの、木琴の生産終了などに伴い活用されないまま保管されていた木材である。40年ほどの時間を経て環境に順応したことで寸法や形状が安定した木材となっていたが、すでにサイズ加工が施されていたことから用途が見つからず、売却や廃棄の検討も行われていた。
これに対し、有効利用に向けたアイデアを社内で公募したところ、集まった案の中から再び楽器として活用できるメロディオンへの採用が決定された。
3枚接ぎ加工によるサイドカバーと音色の変化

元の板材の状態では厚みが不足していたため、木材を3枚接ぎにして厚みを持たせた上で、既存モデルである「PRO-37v3」のサイドカバー用へと加工された。組み立てを経た結果、明るさがありながらも少し落ち着いた、これまでにない音色が誕生したとしている。
型番に含まれる「ZZZ」は、長期間眠っていた木材を使用したことにちなみ、英語圏で睡眠やいびきを表現する擬音語から採用された。眠っていた良質なローズウッドを活用した製品となっている。

販売スケジュールと製品仕様
本製品は数量限定での取り扱いとなり、10月31日より鈴木楽器製品取扱店の店頭で先行販売された後、12月7日よりオンラインストアでの販売が始まる。
製品の仕様等は以下の通り。
- 型番:PRO-37v3 ZZZ(スリーゼット)
- 価格:オープン(市場想定価格¥64,900)
- 鍵盤:アルト37鍵 f~f3
- 材質:本体カバー/アルミ、サイドカバー/ローズウッド、リード/リン青銅
- 本体寸法:504×112×67mm
- 重量:楽器/1,050g、ケース/470g
- 付属品:特製ショート唄口(MP-141)、L字ジョイントロングマウスピース(MP-171)、ソフトケース
- 備考:ストラップピン付
- 製品URL:https://www.suzuki-music.co.jp/products/10091/
なお、鍵盤ハーモニカにまつわる各種動画情報を発信する「ケンハモTV」でも関連情報が届けられる。
株式会社鈴木楽器製作所について

1954年にハーモニカメーカーとして設立された静岡県浜松市中央区領家2-25-7に所在する楽器メーカーで、メロディオンをはじめとする教育楽器をメインに製造している。音楽文化の普及にも注力している。
本記事は株式会社鈴木楽器製作所の発表をもとに作成。
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