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ベンナーズ、霞ヶ浦のアメリカナマズを使った新商品をフィシュル!で発売へ

魚の定期便「フィシュル!」を運営する株式会社ベンナーズは、茨城県および霞ヶ浦漁業協同組合と連携し、霞ヶ浦で漁獲されるアメリカナマズ(標準和名:チャネルキャットフィッシュ)を活用した新商品を発売します。

霞ヶ浦北浦では主要魚種の漁獲量が減少する一方で外来魚が増加しており、地域漁業への影響が課題となっていました。今回の取り組みでは、駆除対象とされてきたチャネルキャットフィッシュを新たな水産資源として食用に活用し、家庭向けの商品として届けることを目指します。

漁業者と主要魚種が大幅に減少する霞ヶ浦の課題

霞ヶ浦北浦の漁業は、担い手と漁獲量の双方で深刻な減少に直面しています。霞ヶ浦の漁業者は2004年から2024年までの20年間で約1,400人(約65%)減少しました。

また、茨城県によると2023年の漁獲量はワカサギが4トン、シラウオが37トンとなっており、過去20年でみるとそれぞれピーク時の約1/130、約1/7まで落ち込んでいます。地球温暖化や夏季の高水温などの影響もあり、従来の主要魚種のみに依存した漁業の継続は困難な状況が続いています。

外来魚の駆除から食用資源への転換へ

北米大陸原産のチャネルキャットフィッシュは、2000年頃から増加し、日本では2005年に特定外来生物に指定されました。在来魚の捕食や漁具への被害をもたらすことから、茨城県では駆除事業を進めてきました。2000年から2011年度までの外来魚駆除事業では年間の除去量が多い年で275トン、少ない年で34.6トンを記録し、1日に約600kgが漁獲される日もありました。現在も「漁業による水質浄化機能促進事業」において、年間約100トンが回収されています。

同魚は海外では白身魚として広く食用に利用されています。茨城県と霞ヶ浦漁業協同組合は、漁業経営の安定化に向けて、この魚を水産資源として食用利用する取り組みを進めてきました。

食材としての価値を高め家庭の食卓へ流通

チャネルキャットフィッシュは淡泊でクセの少ない白身魚で、スズキのような柔らかな身質を持ち、大型のものは鶏肉にも似た引き締まった身が特徴です。フライや唐揚げ、天ぷらといった油料理との相性にも優れています。

茨城県ではこれまで水産加工業者によるフィレ等への一次加工や飲食店の試作、地魚取扱店でのテスト販売などを進めてきました。これまでに累計248トンの未利用魚を活用し、累計7万人を超えるユーザーを持つ「フィシュル!」は、今回の連携を通じて家庭で楽しめる商品を開発し、「漁獲する、商品にする、消費者が食べる」という水産資源の循環づくりを担います。

商品概要および会社概要

今回発売される商品の概要は以下の通りです。

  • 商品名:フィシュル!加熱用パック
  • 原料:茨城県霞ヶ浦産アメリカナマズ
  • 販売場所:フィシュル定期便の一商品として販売

株式会社ベンナーズの概要は以下の通りです。

  • 会社名:株式会社ベンナーズ
  • 所在地:〒813-0018 福岡県福岡市東区香椎浜ふ頭2丁目3−1 羽野水産福岡香椎冷蔵庫5F
  • 代表者:代表取締役 井口 剛志
  • 事業内容:旬に出会える「お魚ごはん」の定期便「フィシュル!」、水産卸売事業、外食事業「丼と手巻き 玄海」
  • URL:https://www.benners.co.jp
  • フィシュル!公式サイト:https://fishlle.com

本記事は株式会社ベンナーズの発表をもとに作成されています。

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