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クラスター、和歌山県教委の貴志川高校メタバース環境構築・運営支援業務を受託

クラスター株式会社は、和歌山県教育委員会が公募した「令和8年度和歌山県高校教育改革促進拠点運営事業(N-E.X.T.ハイスクール構想)に係る貴志川高校メタバース環境構築及び運営支援業務」の受託事業者に選ばれました。同社は2026年4月17日から文部科学省の高校教育改革方針「N-E.X.T.ハイスクール構想」に対応する支援サービスを提供しており、今回の案件が同サービス開始後初の受託事例となります。

貴志川高校における学校改革の実装を支援

和歌山県立貴志川高等学校は、「地域に開かれた探究学習」「ICTを活用した多様な学び」「生徒の学習ニーズに対応したインクルーシブな教育環境」を柱として学校改革を進めています。今回の事業は改革を現場で実装する段階を支援するもので、主な目的として次の2点を掲げています。

  • 生徒の資質及び能力の変容並びに学校と地域との連携の状況等をエビデンスとして継続的に把握することにより、学校におけるPDCAサイクルの確立及び定着を図ること。
  • 先導拠点校への定期的な現地訪問による伴走支援を通じて、学校現場の課題やニーズを把握し、取組の改善につなげるとともに、高校教育改革に係る実行計画の策定及び改善に資する情報として県教育委員会に還元すること。

クラスター株式会社は、バーチャル空間プラットフォーム「cluster」と、これまで800校以上の学校に導入してきた経験を活かし、以下の3つのポイントで支援を行います。

  1. 誰も取り残さない:通学が難しい生徒が自宅からPCやスマートフォンでバーチャル空間の授業に参加できるようにし、見学から参加・交流を経て校内の「個別学習室」へ通えるようになることを目指します。
  2. 学びあう仲間を広げる:貴志川高校で整備した仕組みをもとに他校との合同授業やイベントを実施し、校外の人との交流機会をつくります。
  3. 地域とつながる:地域の建物や特産品を3Dモデル化して教材にするほか、生徒の調べ学習の発表の場を設けることで地域への関心を育て、将来の地域進学や就業へつなげます。

自宅からの学びの確保と新たな居場所づくりを目指す関係者のコメント

和歌山県教育庁学校教育局県立学校教育課の指導主事である西浦 久博氏は、どのような事情があっても学びを止めない環境づくりの重要性に触れ、メタバース空間というアプローチによって自宅からでも集団の学びに安心して参加し、教育的効果を享受してほしい旨を述べています。

また、和歌山県立貴志川高等学校の野川 景子校長は、同校がN-E.X.T.ハイスクール構想類型3の改革先導拠点校としてメタバースを活用した不登校支援に取り組んでいることを説明し、「メタバース空間が、生徒一人一人にとって安心して学び、他者と交流し、自分らしく挑戦できる新たな居場所となることを期待しています」とコメントしています。

N-E.X.T.ハイスクール構想に対する幅広い展開

本事業は「N-E.X.T.ハイスクール構想」の類型3(不登校支援や遠隔地の学校間連携など、生徒が安心して学べる場づくり)に対応する領域です。

同社ではこれに加え、産業分野で培った産業デジタルツイン技術を教育現場に応用してアドバンスト・エッセンシャルワーカーの育成を支援する「類型1」に関連した支援も展開しています。同社は構想に限らず、これまでに800以上の教育機関・自治体への導入実績を有しています。

本記事はクラスター株式会社の発表をもとに作成されています。

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