高知県など 高知龍馬マラソン2027にジモッペイ活用のふるさと納税枠を新設へ
高知県と高知信用金庫は、高知龍馬マラソン2027において、地域通貨ジモッペイふるさと納税ポイントを活用した新たなふるさと納税枠を設ける。県外在住のランナーが高知県へのふるさと納税を通じて大会に参加できる仕組みで、スポーツを契機とする来訪を地域の活性化につなげる試みとなる。両者はこれを、スポーツツーリズム、ふるさと納税、地域通貨を組み合わせた地域活性化モデルの第1号実証プロジェクトと位置付けている。
寄附を通じて出走エントリーチケットを取得
今回設けられるふるさと納税枠は、高知県外在住者が高知県へ45,000円を寄附することで、返礼として高知龍馬マラソン2027出走エントリーチケットの取得に使用できる使途限定のジモッペイポイント13,500ポイントが付与される仕組みとなっている。
ランナーは付与されたポイントを用いてジモッペイ上で出走エントリーチケットを取得し、案内される寄附者専用ページから大会へのエントリー手続きを行う。募集人数は先着100枠となる。単に出走を可能にするだけでなく、高知での宿泊、飲食、街歩きなどを通じて体験全体をスポーツツーリズムへ発展させる狙いがある。
スポーツ庁は、地方誘客による交流人口の拡大や関連産業・関連消費の拡大につながる施策としてスポーツツーリズムを推進している。高知県においても、スポーツを通じた県づくりの中で特色を生かしたスポーツツーリズムを推進し、地域経済の活性化や観光振興を進めてきた。
今回の取り組みはこうした方針を踏まえ、スポーツ、寄附、来訪、滞在、地域消費、継続的なつながりという循環をデジタルの力で具体化するものとしている。高知信用金庫は金融・デジタル・地域連携を組み合わせる地域活性化機関として、地域決済のデジタル化に向けて育ててきたジモッペイをスポーツ振興や観光振興の形で地域へ還元していく方針を示している。
地域通貨ジモッペイの機能と今後の展望
ジモッペイは高知県内で利用できる地域通貨で、スマートフォンアプリを通じた店舗での支払いに加え、行政や地域と連携したポイント事業やチケット機能などを持つ。ジモッペイふるさと納税ポイントは、返礼としてポイントを受け取り体験につなげる仕組みであり、今回は大会出走専用の使途限定ポイントとして付与される。
高知県と高知信用金庫はこれまでも連携してジモッペイの活用を推進してきたが、今回の連携でその領域をスポーツ分野へ広げる。今大会の実証を第一歩とし、将来的には県や市町村、地域と連携しながら、県内各地で開催されるマラソン大会、スポーツ大会、ゴルフ大会などへも同様の仕組みを展開することを目指している。
高知龍馬マラソン2027「ふるさと納税枠」の概要
高知龍馬マラソン2027におけるふるさと納税枠の概要は以下の通り。
- 対象: 高知県外在住者(寄附者本人)
- 寄附先: 高知県
- 寄附金額: 45,000円
- 返礼内容: 高知龍馬マラソン2027出走エントリーチケット取得用ジモッペイポイント
- 募集枠: 100枠(先着)
- ふるさと納税申込期間: 2026年10月8日 (木) 10:00~10月23日(金) 23:59
- ランナーエントリー期限: 2026年10月31日(土)
なお、募集内容や日程等は変更となる場合がある。寄附完了後のキャンセルや返金は受け付けていない。また、大会エントリーにはRUNNETの無料会員登録が必要となり、他のエントリー区分との重複申込みはできない。
本件に関する問い合わせ窓口は、ふるさと納税については高知県総合企画部政策企画課(088-823-9563、平日8:30~17:15)、ジモッペイについてはジモッペイ事務局(088-821-7560、平日9:00~17:00)、大会内容については高知龍馬マラソン実行委員会事務局/コールセンター(0570-021-020、平日10:00~17:00)が対応する。
本記事は高知県および高知信用金庫の発表をもとに作成しています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



