津南醸造、メタバース月面酒蔵にテーブルライス日本酒の新コンテンツを公開
新潟県中魚沼郡津南町の津南醸造株式会社は2026年10月8日、同社が展開するメタバース空間「月面酒蔵 〜Lunar Brewery〜」において、テーブルライス日本酒(Premium Table Rice Sake)を体験しながら学べる新コンテンツを公開しました。来場者はパソコンやスマートフォンのブラウザから空間にアクセスし、食用米を用いて醸造する日本酒の考え方に触れることができます。
4つの体験型コンテンツを展開
今回公開されたコンテンツは、展示やシミュレーションを通じて酒造りを学べる4つの要素で構成されています。
空間の正面には6枚のコンセプト展示パネルが半円状に配置されており、酒米と飯米の違いや、雪が水となって米を育て酒に至るまでの流れ、国内外での評価やテーブルライス日本酒の定義などを紹介しています。パネルや案内は画面上のボタン操作により、日本語と英語の表示切り替えが可能です。
解説パネル内には米粒を削る体験ができる「精米シミュレーター」が備えられています。スライダーを操作して精米歩合を100%から35%まで下げていくことで、酒米と飯米における心白の大きさの違いや、70%・60%・50%といった本醸造・吟醸・大吟醸の精米歩合の要件を確認できます。
さらに、豪雪地帯である津南町の気候を再現した雪が降り続く演出が施されているほか、空間内を巡りながら「雪」「水」「米」「酒」の4本の道標でスタンプを4つ集めると、テーブルライス日本酒の考え方をまとめたカードが表示されるスタンプラリーも導入されています。
食用米を原料とするテーブルライス日本酒
テーブルライス日本酒(飯米日本酒)は、酒造好適米(酒米)ではなく、食卓で食べられる食用米(飯米)を原料に醸すプレミアム日本酒のカテゴリーです。酒造りに適した心白を持つ酒米に対し、飯米は食味に優れる一方で酒造りには扱いにくいとされてきました。
津南醸造株式会社では、魚沼産コシヒカリを100%使用した純米大吟醸「郷(GO)GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition」を醸造しています。同銘柄は、KURA MASTER 2024 純米大吟醸酒部門で金賞、ミラノ酒チャレンジ2025でプラチナ賞を受賞しています。代表取締役社長の鈴木健吾氏は、実際に米を削ったり雪の降る酒蔵を歩いたりと、手と足を動かしながら知ることができる場をつくったとコメントしています。
本空間は、株式会社Urthが提供するWebメタバース「metatell」を基盤としており、専用アプリのインストールを行わずにブラウザから無料で参加できます。
津南醸造株式会社は今後も月面酒蔵の空間内で雪国の酒造りを伝えるコンテンツを順次拡充し、国内外の食卓に向けてテーブルライス日本酒を届けていく方針です。

- 空間名:月面酒蔵 〜Lunar Brewery〜(津南醸造メタバース)
- 公開日:2026年10月8日
- 利用料:無料
- 参加URL:https://tsunanzyouzou.metatell.app/EkG5aXM/

津南醸造について
津南醸造株式会社は、標高2,000m級の山々から湧き出る天然水を仕込み水として活用し、新潟県中魚沼郡津南町で酒造りを行う企業です。地元産の酒米「五百万石」を用いた酒造りのほか、食用米ブランド「魚沼産コシヒカリ」を活用したテーブルライス日本酒の生産と販売を手がけています。

- 公式Webサイト:https://tsunan-sake.com/
本記事は津南醸造株式会社の発表をもとに作成しました。
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