大阪市大規模ビルの募集賃料が21,259円/坪に 12ヵ月連続で最高値更新
三幸エステート株式会社は、2026年9月度の大阪市オフィス賃貸状況などをまとめた「オフィスマーケット2026年10月号大阪」を公表した。大阪市の大規模ビルにおける空室率は前月比プラス0.18ポイントの2.45%となった一方、募集賃料は前月比プラス146円/坪の21,259円/坪となり、12ヵ月連続の上昇で2000年以降の最高値更新が続いている。調査時点は2026年9月末現在および各年12月31日時点となっている。
大阪市大規模ビルの空室率は2.45%に上昇

大阪市の大規模ビルにおける空室率は、前月比プラス0.18ポイントの2.45%となり、前月から上昇した。新築ビルが空室を抱えて竣工したことに加え、集約移転に伴う解約床が現空となったことが主な上昇要因となっている。また、潜在空室率は前月比プラス0.34ポイントの4.15%となった。
オフィス需要については、立地改善や拡張などの前向きな動きが中心となっている。御堂筋沿いの物件では品薄感が強く、解約床は館内テナントで早々に成約する事例が多く見られる。
募集賃料は12ヵ月連続で上昇し最高値を更新
大阪市大規模ビルの募集賃料は、前月比プラス146円/坪の21,259円/坪を記録し、12ヵ月連続で上昇した。賃料の上昇傾向は継続しており、2000年以降の最高値更新が続いている。
御堂筋沿いは品薄感が継続 東西エリアへ広がる需要

大阪支店長の森本泰史氏によると、梅田から本町までの御堂筋沿いでは募集床が限定的で賃料が高騰しており、足元では分室需要が目立っている。また、賃料水準が高額であることから、検討対象エリアを中之島からOBP等の東西に広げ、予算に合った物件を探すテナントも増加傾向にあるという。移転を検討するテナントの多くにとって、好立地かつ予算内の物件は選択肢が少なくなっている状況がうかがえる。
調査概要と会社概要
公表されたレポートでは、大阪市の大規模ビルの空室率や現空面積、募集賃料、募集面積、規模別空室率のほか、主要3区(大阪市北区・中央区・西区)の大規模ビル空室率、ならびに全国6大都市(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)の大規模ビルのマーケットデータがまとめられている。


発表元の三幸エステート株式会社の概要は以下の通り。


- 設立:1977年5月17日
- 本社:東京都中央区
- 取締役社長:福島正二郎
- ホームページ:https://www.sanko-e.co.jp/


本リリースおよび公表データは、ウェブサイト(https://www.sanko-e.co.jp/data/)でも閲覧できる。
本記事は三幸エステート株式会社の発表をもとに作成。
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