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ReySolid、特許AIのSAKIGAKE IPに前後工程支援の4機能を追加

神奈川県川崎市に本社を置き、田所禎幸が代表取締役を務める株式会社ReySolidは、弁理士・特許事務所向けの特許出願書類作成AIサービス「SAKIGAKE IP」において、特許出願業務の前後工程を支援する4つのオプション機能を追加した。従来の特許出願書類の初稿生成支援に加え、発明内容の整理、明細書の確認、過去案件の活用、図面準備まで対応領域を拡大した。同社はAIによる特許実務の効率化を通じ、弁理士や特許事務所が本質的な検討業務に時間を使える環境づくりを目指すとしている。

新たに追加された4つのオプション機能

特許実務では初稿作成の前後工程にも多くの時間や労力がかかることから、出願業務全体を支援するサービスへの進化を目的として以下の4機能が追加された。

  • 発明ヒアリング機能:AIとの対話を通じて発明内容を整理する。対話内容をもとに構成や特徴を整理し、初稿作成へ引き継ぐことで情報収集や内容整理の負担を軽減する。
  • 明細書チェック機能:完成したWord形式の明細書をAIが確認し、指摘内容と修正案を提示する。サポート要件、明確性、用語・符号の整合など複数の観点からチェックを行い、初稿生成後に人手で加筆・修正した明細書にも対応する。
  • 文体模倣モード/類似案件リユースモード:登録済みの参考資料を活用する機能。文体模倣モードでは参考資料の文体や定型表現を反映した書類を生成でき、類似案件リユースモードでは類似する過去案件の共通部分の記載内容も活用できる。
  • 図面作成機能:写真、概念図、図面PDFなどをもとに、特許出願に利用する白黒線画を作成する。

業務時間を約16〜20時間程度まで削減可能

今回のアップデートにより、SAKIGAKE IPの支援範囲は「発明把握・ヒアリング」「請求項設計・明細書起草」「図面準備」「推敲・整合チェック」「特許出願書類の完成」という一連の流れへと広がった。

株式会社ReySolidのヒアリングに基づく目安によると、これらの工程に従来1件あたり35〜40時間程度かかるケースに対し、SAKIGAKE IPを活用することで約16〜20時間程度まで削減できる可能性があるとしている。なお、これは同社ヒアリングに基づく目安であり、実際の削減効果は案件内容や運用方法によって異なる。

また、公開前の発明情報など機密性の高いデータを扱うため、データの暗号化送信・保管、入力データをAI学習に利用しない運用の徹底、AI処理事業者とのDPA(データ取扱契約)締結、一部オプションサービスの国産クラウド運用といったセキュリティ対策が講じられている。

提供プランとサービス概要

料金プランは、1件単位のスポット利用のほか、一人で事務所を運営する弁理士向けプランや複数名向けのプランが用意されている。オプション機能は契約内容に応じて利用可能となる。

  • サービス名:SAKIGAKE IP
  • 対象:弁理士・特許事務所
  • サービスサイト:https://sakigakeip.com/
  • 利用料金:スポット利用 15,000円(税込)/1件、おひとり様プラン 月額40,000円(税込)から、複数名での利用 月額・年額プランを個別に提案
  • 無料トライアル:1週間(書類データ出力3回まで)

本記事は株式会社ReySolidの発表をもとに作成。

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