Surveroidが設問間ランダマイズ機能を提供開始 順序バイアスを排除
株式会社マーケティングアプリケーションズは、Survey Agent AIを搭載したセルフ型マーケティングリサーチツール「Surveroid」において、アンケート回答者ごとに設問の表示順を自動で入れ替える「設問間ランダマイズ」機能の提供を開始した。複数の商品コンセプトやパッケージ案などを比較検討する調査で生じやすい順序バイアスを排除し、より精度の高いデータ取得を可能にする。専門知識がなくても精度の高い調査を行える環境の提供を目指す取り組みの一環となる。
順序バイアスを排除する「設問間ランダマイズ」

アンケート調査において、複数の案を比較検討する際には「最初に提示された案が有利に評価されやすい」という順序バイアスが正確なデータ取得の課題となっていた。

Surveroidが提供を開始した「設問間ランダマイズ」は、指定した範囲の設問の表示順を自動で入れ替える機能である。同じ案が常に最初に表示される状態をなくすことで、コンセプト調査などにおける順序バイアスを防ぎ、より正確なデータを取得できるよう設計されている。
本機能では、特定の設問を1問ずつランダムに入れ替えるだけでなく、複数の設問をブロックとしてまとめ、ブロック単位で順番を入れ替える設定にも対応する。これにより、「購入意向」から「その理由」といった順番を維持したい設問セットの構成を崩さずに調査を実施できる。

また、ランダマイズを設定した際は、回答者ごとに設問が実際にどの順番で表示されたかがローデータに出力される。集計用として「RndTopQ」と「RndOrderQ」の2つのカラムが追加される仕組みとなっている。
1回の調査でピュアモナディック法に近い分析が可能
追加されるカラムのうち「RndTopQ」には、回答者に最初に表示された設問番号が記録される。1人の回答者に1案のみを評価してもらう「ピュアモナディック法」は他案との比較による影響を受けない評価が得られる一方、案の数だけサンプルが必要になる。
RndTopQを活用して最初に表示された1案のみを抽出して集計することで、1本の調査でありながら各回答者が他案を見る前に付けた評価を抽出し、ピュアモナディック法に近いデータとして扱うことができる。2案目以降を含めた全体集計と併せて分析することで、単独で見た評価と比較した評価の両方を1回の調査から取得可能となる。もう一方のカラム「RndOrderQ」には表示された順番がカンマ区切りで記録され、特定の順番への偏りがないかを確認するデータチェック用として利用できる。
今後の展望と会社概要
Surveroidは「リサーチのハードルを下げる」というビジョンを掲げており、今後も回答バイアスを排除する調査機能や集計・分析機能の拡充を進め、データに基づいた意思決定を支援するアップデートに努めるとしている。
提供元である株式会社マーケティングアプリケーションズの概要は以下の通り。
- 会社名:株式会社マーケティングアプリケーションズ
- 所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目27-5 リンクスクエア新宿 16階
- 代表取締役:竹中 司
- 設立:2022年5月26日
- 資本金:1億円
- 事業内容:マーケティングリサーチプラットフォーム、データマネジメントツール/ソフトウェア、システムソリューション
- URL:https://mkt-apps.com/
本記事は株式会社マーケティングアプリケーションズの発表をもとに作成。
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