松山恭助、フェンシングGPで銅メダル獲得
2024年3月17日、アメリカの首都ワシントンD.C.で開催されたフェンシング男子フルーレのグランプリ大会で、日本の選手松山恭助が銅メダルを獲得した。松山選手は株式会社JTB所属で、この大会はオリンピックレースの最終戦となる個人戦で、自身初のグランプリ大会でのメダル獲得となった。
松山選手はこの大会を世界ランク10位で迎え、ベスト16では中国のCHEN選手との試合で15対14という僅差で勝利を収めた。準々決勝では同じ日本の飯村選手と対戦し、15対12で勝利を収めた。しかし、準決勝では世界ランク6位のフランスのLEFORT選手に8対15で敗れ、銅メダル獲得となった。
表彰式では、金メダルを獲得したのはアメリカのITKIN選手、銀メダルを獲得したのはイタリアのMACCHI選手で、松山選手と共に表彰台に上がった。
松山選手は「個人として世界選手権以来のメダルを獲得することができて嬉しく思います。これからも高みを目指して頑張ります」とコメントした。
なお、今大会の結果を受けて、五輪代表選手は5月中旬に開催される理事会で承認され、正式に発表される予定である。
この結果は、松山選手にとって2023年の世界選手権大会以来のメダル獲得となり、その実力を改めて世界に示すことができた。今後の活躍が期待される。