働き盛りの66%が脳機能の衰えを実感
一丸ファルコス株式会社が20代から50代の働き盛りの男女397名を対象に実施した「脳機能」の意識調査によると、10年前と比べて脳機能の衰えを感じる人が全体の66%に上ることが明らかになった。特に40代女性の41%が「とても感じる」と回答し、最も高い割合を示した。
脳機能の衰えを感じるタイミングは世代によって異なり、20代から40代では「物忘れが多くなったと感じたとき」が最多だったのに対し、50代では「記憶力の衰え」を感じる人が多かった。また、30代と40代の2位は「記憶力が衰えたと感じた時」だったのに対し、20代では「集中力が続かなくなったとき」が2位となった。
脳パフォーマンスを上げたいと感じるタイミングも世代で差があり、40代と50代では「集中力を上げたいとき」が1位だったのに対し、30代では「疲れで頭が回らなくなったとき」、20代では「睡眠不足で頭をすっきりさせたいとき」が最多だった。特に30代女性の59%が「疲れで頭が回らなくなったとき」と回答し、性・年代別で最も高い数値を示した。
一丸ファルコスは岐阜薬科大学との共同研究により、ツボクサ抽出物の有効成分アラリアジオールが脳機能向上に有用であることを発見し、世界で初めてツボクサからアラリアジオールの単離にも成功した。この研究成果は学術誌に掲載されている。同社ではアラリアジオールを含有するツボクサ抽出物を食品原料「ARACA」として2024年10月から販売している。