カシオ、G-SHOCK初号機の復刻モデル発売へ

カシオ計算機株式会社は、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品として、1983年に発売した初号機「DW-5000C」の復刻モデル「DW-5000R」を2022年12月13日に発売すると発表した。

今回発売される「DW-5000R」は、時計市場に新たなカテゴリーを創出した「G-SHOCK」の原点に立ち返り、再び「G-SHOCK」により新たなカテゴリーを創出するという思いを込めて定番モデル化が決定された。これまで限定販売されてきた復刻モデルと比較して、より高度な再現性を実現している。

長さ、形状、ディンプルの位置まで再現したバンド
赤、青、黄色をあしらった初号機同様のフェイスカラー
ステンレス製のセンターケース

バンドは長さだけでなく、初号機に施されたバンド穴部分の凹凸形状、ディンプル(腕時計のバンド部分の多数のくぼみ加工)の位置まで「DW-5000C」を踏襲。ベゼル上面の文字がある部分をフラットにした仕様や、フェイスの赤、青、黄色のカラーリングも同じデザインだ。ステンレス製を採用したセンターケースや、「Shock Resistant」を刻印したスクリューバックなど細部に至るまでこだわりが感じられる。そして、「DW-5000R」は当時と同じく「G-SHOCK」のマザー工場である山形カシオで生産される。

一方で、高輝度なLEDバックライトの搭載や、ベゼルとバンドには環境負荷低減につながるバイオマスプラスチックを採用するなど、一部の仕様はアップデートされている。

「DW-5000R」のメーカー希望小売価格は33,000円(税込)で、2022年12月13日に発売される予定だ。カシオ計算機は今年、「驚きを身近にする力で、ひとりひとりに今日を超える歓びを。」をパーパスとして策定しており、「G-SHOCK」が「タフネスウオッチ」というジャンルを確立したように、さまざまな革新的な製品やサービスの提供を通じて、社会に貢献していくとしている。

valvix

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