タカノが諏訪圏工業メッセ2026に出展へ 難削材加工の匠工房を紹介
長野県上伊那郡宮田村に本社を置くタカノ株式会社(代表取締役社長:鷹野 雅央)は、2026年11月12日(木)から14日(土)にかけて岡谷市民総合体育館(長野県岡谷市)で開催される「諏訪圏工業メッセ2026」に出展します。
旋盤加工の受託専門窓口「匠工房」として初めて出展するもので、SUS316Lや電磁ステンレスなどの難削材を用い、半導体製造装置や医療機器、水素プラント向けに製作した部品事例などを紹介する予定です。
先進分野での微細・難削材加工ニーズに対応
半導体製造装置や医療機器、水素プラントなどの先端分野において、φ0.1mmの小径穴加工やμm公差の難削材加工など、部品に対する精度要求が高まり加工先の確保が課題となっています。
タカノ株式会社は自社製品の電磁アクチュエーターや月周回有人拠点向けなどの宇宙用バルブ開発で培った精密加工技術を生かし、2026年3月に精密加工の受託専門窓口「匠工房」の専門Webサイトを開設しました。2002年から始まり地方開催では国内最大級とされる工業専門展示会「諏訪圏工業メッセ」の25回目(約300社が出展予定)に「匠工房」として初出展し、来場者との加工課題に関する対話の場を設けます。

展示ブースで紹介される加工事例と一貫体制

ブース(小間番号:東229)では、微細加工や独自の生産管理体制に関する技術が展示されます。
難削材・微細加工の製作事例
SUS316L、SUS316、SUS304などのステンレスのほか、難削材である電磁ステンレス(KMシリーズ)を使用した部品製作事例を展示します。φ0.1mmの小径穴加工やμm公差のシャフトなど、微細・難加工への対応力を提示します。
加工から精密洗浄、クリーンルーム梱包までの一貫体制
自動旋盤14台と複合旋盤4台による加工から、三次元測定機を用いた検査、純水や超純水による精密洗浄、「クラス1,000」のクリーンルーム環境での梱包までを一貫して行います。ISO 9001/14001に基づく品質管理や、材料ミルシートとの紐づけ、蛍光X線成分分析によるトレーサビリティ体制も備えています。
自社製品開発で培った磁気特性ノウハウの活用
ソレノイドなどの電磁アクチュエーターや半導体製造装置向け流体制御バルブを手掛けてきた知見を背景に、電磁ステンレスの磁気特性を損なわない加工条件やシャフト切削、マグネットのインサート成形技術を受託加工に生かします。会場では技術担当者が加工方法の提案や無料の見積り相談に応じ、試作1個から量産まで対応するとしています。
諏訪圏工業メッセ2026 開催概要
展示会の概要は以下の通りです。
- 名称:諏訪圏工業メッセ2026
- 会期:2026年11月12日(木)~14日(土)
- 開催時間:10:00~16:00(14日は15:00まで)
- 会場:岡谷市民総合体育館(長野県岡谷市南宮3-2-1)
- 小間番号:東229
- 入場料:無料
- 主催:諏訪圏工業メッセ2026実行委員会
- 公式サイト:https://suwamesse.jp/
- 来場事前登録サイト:https://www.tenjikai-uketsuke.com/form/suwamesse2026/
- 「匠工房」Webサイト:https://www.takano-net.co.jp/takumi/
- ひとわざPRシート(Web展示):https://suwamesse.jp/hitowaza2026/shutten/?c=2034
タカノ株式会社はばねの製造から始まり、オフィス家具、エクステリア製品、エレクトロニクス製品、医療・福祉関連製品、臨床検査薬へと事業を展開してきました。「製造業から『創造業』へ」というスローガンのもと、今後も「匠工房」を通じて設計者の理想を形にし、日本のモノづくりと世界の先端産業の発展に貢献していくとしています。
- 会社名:タカノ株式会社(東京証券取引所スタンダード市場上場 証券コード:7885)
- 所在地:〒399-4301 長野県上伊那郡宮田村137
- 代表者:代表取締役社長 鷹野 雅央
- 創業:1941年7月1日
- 設立:1953年7月18日
- 事業内容:事務用椅子、その他椅子等のオフィス家具、ばね、エクステリア製品、エレクトロニクス関連製品(画像処理検査装置、電磁アクチュエータ)、医療・福祉機器の製造ならびに販売
- URL:https://www.takano-net.co.jp/
本記事はタカノ株式会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



