AIサプリとAJALT、育成就労向け日本語講習など2027年4月より提供へ
外国人材向け教育サービス「特定技能サプリ」を運営する一橋大学発認定ベンチャーの株式会社AIサプリと、公益社団法人国際日本語普及協会(AJALT)は、2027年4月より連携し、育成就労制度対応の100時間日本語講習と受講後の学習を継続的に支援する日本語学習支援プログラムを提供すると発表した。
AJALTが培ってきた日本語教育の知見と、AIサプリの学習支援ツールを連動させることで、100時間講習の要件を満たすだけでなく、日本語能力の向上やその後の自律学習、キャリア形成につながる教育・学習支援プログラムを提供するとしている。また、今後は専門家との共同研究を通じて学習効果を検証し、授業や教材などを継続的に改善していく予定だという。
提供される3つのサービス内容
提供されるプログラムは、育成就労制度対応の日本語講習、講習カリキュラムに連動した学習支援プログラム、講習受講後の試験対策ツールの3点で構成される。
AJALTがカリキュラム、教材、授業、評価を担当する育成就労制度対応の日本語講習はオンライン形式で行われ、講習時間は100時間(5時間×20日)となっている。対応レベルと提供開始時期は、A1相当講習が2027年4月予定、A2目標講習が2027年7月予定とされている。なお、就労期間中に実施するA2目標の講習カリキュラムも順次整備予定としている。
両者が連携する学習支援プログラムでは、授業で扱った語彙・漢字・文法をスマートフォンから復習できる環境を整える。単語帳型の練習やテスト型の確認が行え、間違えた問題の反復出題や単元ごとの確認テストによる得意・苦手分野の把握が可能となる。
- 語彙・漢字・文法の自学・復習用ツール
- 多言語翻訳対応のオンライン学習用教材
- 講習終了後の学習プランシート
さらにAIサプリが担当する試験対策ツールでは、講習終了後も資格取得をサポートする体制を整える。なお、こちらは開発中の内容で今後変更する場合があるとしている。
- 日本語能力試験対策ツール
- 特定技能評価試験対策ツール など
連携する両者の背景
AJALTは1977年の設立以来、約50年にわたり外国人への日本語教育や日本語教師の養成、教材開発に取り組んできた。2025年3月31日には、文部科学大臣より「就労のための課程」において就労分野の認定日本語教育機関の認定を受けている。
一方の株式会社AIサプリは、「『外国人材』にとって日本で働くことを魅力的にしたい」というミッションを掲げ、外国人材向けの学習支援ツールや学習記録の管理システムを開発・運営している。2025年12月には一橋大学発ベンチャーの認定を受けている。
組織概要
公益社団法人国際日本語普及協会(AJALT)
- 所在地:東京都港区虎ノ門3丁目25-2 虎ノ門ESビル2F
- 理事長:戸田佐和
- 設立:1977年
- URL:https://www.ajalt.org/
- 事業内容:日本語教育、日本語教師の養成、「Japanese for Busy People」シリーズ等の日本語教材開発・出版
株式会社AIサプリ
- 所在地:東京都国立市中二丁目1番地 国立大学法人一橋大学内
- 代表者:畑山ひなた
- 設立:2025年6月
- URL:https://aisapuri.jp/
- 事業内容:外国人材向け学習支援ツール・記録管理システムの開発運営
本記事は株式会社AIサプリの発表をもとに作成しています。
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