サンクゼールが新菓子事業構想を発表 善光寺に来瑠未堂オープンへ
株式会社サンクゼールの連結子会社である有限会社長生堂は、2026年10月7日(水)、長野市の善光寺仲見世通りで報道関係者向けの記者発表を実施しました。同社は翌8日(木)に信州土産菓子店「来瑠未堂(くるみどう)」をオープンし、同店を起点とした新たな菓子事業構想を明らかにしました。あわせて菓子事業の全国展開を加速させるため、リッキービジネスソリューション株式会社との業務提携契約締結を発表しています。
土産菓子事業への挑戦と信州土産菓子店「来瑠未堂」の展開

サンクゼールは新たな成長領域として土産菓子事業を見据えています。土産菓子・ご当地菓子の国内市場がコロナ禍前を上回る水準へ回復する一方、地方では高齢化や原価高騰などを背景に老舗の事業承継が課題となっている現状があります。同社はこれまで培ってきたブランド構築力や商品開発力、全国のサプライヤーとのネットワークを生かし、地域の食や文化、歴史に新たな価値を加えて次世代へつなぐ菓子事業に挑戦する方針です。
その第一歩として、長年仏具店「長生堂」として人々に寄り添ってきた建物とその歴史を受け継ぎ、信州土産菓子店「来瑠未堂」を開業します。善光寺参拝の思い出とともに持ち帰る信州の名物菓子を目指し、信州の食文化を象徴するくるみを主役に、サイズ違いを含む26種類47アイテムを展開する予定です。看板商品には、香ばしいくるみを合わせたキャラメルクリームを手焼きのくるみ型サブレで包み込んだ「クルミッチェル」などを揃えます。
来瑠未堂は、全国で展開する新たな菓子事業のモデルケースとして位置付けられています。同店で商品開発・製造・店舗運営などのノウハウを蓄積し、今後はM&Aや事業承継、新規開発などを通じて、日本各地の観光地・名所で地域ならではの菓子ブランドを展開していく計画です。


商品開発から製造、小売までを一貫して手がける「食のSPAモデル」を確立し、2035年には売上高50億円規模、サンクゼールグループの「第3の柱」となる事業へ成長させることを目指すとしています。
構想の実現に向け、サンクゼールは10月7日(水)にリッキービジネスソリューション株式会社と業務提携契約を締結しました。提携先は全国83行の地方銀行と連携してフードビジネスの成長を支援しており、地方銀行57行が主催する食の商談会「地方銀行フードセレクション」(出展事業者 1,350 社、来場バイヤー1.1万人超)の主催・企画・運営を手掛けるなど、地域の食品事業者と販路をつなぐ支援実績を持っています。


サンクゼールが培ってきた商品開発・製造・小売およびブランド構築のノウハウと、提携先が有する地方銀行や自治体等との地域ネットワークを掛け合わせることで、全国への菓子事業展開の実効性を高め、スピードを加速させることを目指すとしています。
株式会社サンクゼール 会社概要
- 会社名:株式会社サンクゼール
- 本社:長野県上水内郡飯綱町芋川1260
- 代表者:代表取締役社長 久世 良太
- 創業:1979年
- 設立:1982年
- 事業内容:ジャム・ワイン、その他食品の製造販売、ワイナリー、レストラン、売店などの直営、及びフランチャイズ展開
本記事は株式会社サンクゼールの発表をもとに作成されています。
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