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ジャグプロジェクト、旅先での緊急時案内アプリ トラベルAIレスキューを提供開始

東京都江東区に本社を置くジャグプロジェクト合同会社は、2026年10月7日、旅先で盗難や急病などに遭った際に最初にとるべき行動を案内するアプリ「トラベルAIレスキュー」の正式な提供を開始しました。あわせて同社は、海外旅行や出張のトラブル時にAIへ助言や緊急連絡先の作成を求めるリスクとその対応に関する調査白書「旅先の緊急時、AIはどこまで答えてよいか」を公開しました。

公的情報の活用で正確性を高めた「トラベルAIレスキュー」

トラベルAIレスキューは、深夜や通信が切れた状態、言葉が通じない状況などが重なりやすい旅先の緊急時において、AI生成だけに頼らず公的情報で事前に保存したデータを併用することでAIの誤りなどのリスクを低減するアプリです。

連絡先はAIに生成させず外務省などの公的情報で確認したデータから表示し、確認済みの番号にワンタップで発信できる仕組みを備えています。また、相談内容をもとに本人の言葉だけで会社への第一報の下書きを作成する機能(送信は本人が手動で実施)や、別の会社のAIがすべての回答を確認して問題があれば修正させる仕組みを取り入れています。出発前に保存した手順や現地の人に見せて伝えるカードは、通信圏外でも閲覧が可能です。

調査で判明した一般チャットAIの課題と検証結果

同社が公開した調査白書によると、出張の多い20カ国の首都を想定し、一般のチャットAI(無料2つ・有料1つ)で緊急連絡先の一覧(60枚)を生成して外務省 海外安全ホームページの記載と照合したところ、警察・救急・消防の番号は実在していたものの、日本大使館の電話番号に誤りが見られました。外務省の資料で照合できた11カ国のうち、無料AIの1つが3カ国(インドネシア・メキシコ・トルコ)で公式サイトの代表番号と異なる番号を出力したほか、番号の確認を促す文言の記載もありませんでした。

また、24場面の机上演習において会社への第一報を案内できたかの評価(2点満点)では、トラベルAIレスキューが2.00点だったのに対し、有料のチャットAIは0.46点、無料のチャットAIは0.33点にとどまりました。国ごとに異なる連絡先と手続きに関する74問の比較では、公的情報との食い違いが一般のチャットAI3つで14~18件あったのに対し、トラベルAIレスキューは0件でした。

同社代表のJag Yamamoto氏は、一般のAIで緊急連絡先を作成する際に誤りが見落とされやすい点に触れ、連絡先をAI生成に頼らず確認済みデータから提示する仕組みにしたとした上で、旅行保険や旅行会社、eSIMなどの事業者が自社の顧客に届けられるようにしていると述べています。

個人向けおよび事業者向けの提供形態

利用形態としては、2026年10月7日に開設された海外向けeSIMの新サイト「PANAM 海外あんしんトラベルSIM」の全商品に含まれる形と、手持ちのSIMのまま使える単体での利用が用意されています。

さらに、旅行保険、旅行会社、ホテル予約サイト、レンタルWi-Fi、法人向けガイドブック、危機管理などの事業者向けには、ホワイトレーベル・OEM・代理店販売(2026年10月14日から)や、自社アプリ・会員サイト内への組み込み(要件ごとにお見積もり)による提供が行われます。海外出張者向けの通信と初動対応をまとめた法人向け「トラベルSIM法人版」も2026年10月14日に提供が開始されます。

会社概要

  • 会社名:ジャグプロジェクト合同会社
  • 所在地:東京都江東区
  • 代表:Jag Yamamoto
  • 設立:2015年2月(海外向けSIM「トラベルSIM」の販売は2014年から)
  • 事業:海外向けeSIM「PANAM 海外あんしんトラベルSIM」、旅先の緊急時の初動を案内するAI「トラベルAIレスキュー」、法人向け「トラベルSIM法人版」
  • URL:https://panam.travelsim-japan.com/jp/

本記事はジャグプロジェクト合同会社の発表をもとに作成しました。

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