画像診断AIのダブルチェックに受診者の8割が安心感 エルピクセル調査
エルピクセル株式会社は、全国の20歳以上の画像検査受診経験者500名を対象に実施した「画像診断支援AIに対する受診者の意識調査」の結果を公開しました。調査によると、受診者の過半数が画像検査において見落としへの不安を感じた経験があり、その多くがAIを用いたダブルチェック体制に安心感や信頼感を抱いている実態が明らかになりました。医療現場でのAI導入が進むなか、受診者側の認識や期待を把握することを目的として調査が行われました。
半数以上が「見落としの不安」を経験、8割がAIチェックに安心感
精密検査や人間ドックを受診し医師から「問題ありません」と診断された後でも、「本当に見落としはないだろうか」と不安に思った経験が「よくある・たまにある」と回答した受診者は55.2%(276名)に上りました。
また、過去に不安を感じた経験がある受診者のうち、80%が「AI画像解析によるダブルチェックが受けられる病院」に対して「非常に安心感・信頼感が増す/やや安心感・信頼感が増す」と回答しています。AIによるヒューマンエラーのリスク低減や、客観的なデータによる裏付けが心理的負担の軽減につながる可能性が示されています。


AI導入施設での検査希望は65%、追加費用の許容も過半数

検査費用や通いやすさが同じ条件の場合、「医師のみが診る病院」と「医師+AI画像診断支援で診る病院」のどちらで検査を受けたいかという質問では、不安経験者の65%が「AI導入施設」を選択しました。東京・神奈川・大阪の都市部に限定すると割合は75%となっています。

AI導入施設での検査を希望する受診者に対してAIダブルチェックのための追加費用を尋ねたところ、「500円〜1000円(37.6%)」「1000円以上(19.4%)」となり、全体の57.0%が1回あたり500円以上の自己負担を許容すると回答しました。
AIの精度向上とともに医師による説明の重要性を指摘する声
自由記述の回答では、「人の目ではわからない小さな病変をAIが補ってくれると安心できる」「主観的ではない客観的な裏付けが欲しい」といった期待が寄せられました。
一方で、「最終的な判断内容を過信しないことが必要」「AIの結果を踏まえて医師が直接伝えてほしい」などの意見も見られ、AIを高精度な補助ツールとして位置付け、最終診断や患者への丁寧な説明は医師が担うという適切な役割分担が求められている実態が示されています。
調査概要とエルピクセル株式会社について
本調査の概要および発表元の情報は以下の通りです。
【調査概要】
- 調査対象:20歳以上の画像検査を受けたことがある方
- 回答期間:2026年6月30日〜7月1日
- 調査方法:インターネット調査
- 有効回答数:500名(20〜79歳、男性247名/女性253名)
【会社概要】
- 社名:エルピクセル株式会社
- 本社:東京都千代田区
- 代表取締役:鎌田富久
- コーポレートサイト:https://lpixel.net/
- 公式ブログ(note):https://note.com/lpixel/
- EIRLプロダクトサイト(医療従事者向け):https://eirl.ai/ja/
本記事はエルピクセル株式会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



