四国電力、ALGO ARTISのAI最適化ソリューションOPTIUMを本格運用
四国電力株式会社は、株式会社 ALGO ARTISが提供するAI最適化ソリューション「OPTIUM」を石炭配船計画策定業務に導入し、本格運用を開始しました。再生可能エネルギーの導入拡大などに伴って計画修正の頻度が増加する中、業務負荷の軽減や計画品質の平準化を図ります。

導入の背景と配船計画における課題
石炭配船計画は、発電所の在庫状況、本船の運航状況、船や石炭の契約条件、港湾・設備条件など、多くの制約条件を総合的に考慮して策定する必要があります。近年は再生可能エネルギーの導入拡大等に伴い、石炭火力が需給状況に応じて発電量を調整するミドル電源へと役割が変化しています。
これに伴い、石炭配船計画についても頻繁な見直しが必要となり、計画の作成や修正に多くの時間を要していました。また、計画策定作業が担当者の経験や知見に依存する部分が大きく、計画品質の平準化や蓄積したノウハウの承継も課題となっていました。
数億円規模の調達コスト削減と時間短縮を確認
四国電力株式会社と株式会社 ALGO ARTISは、石炭配船計画策定業務へのAI最適化ソリューションの導入に向けた検討を進めてきました。
本格運用に向けた検証では、様々な制約条件を踏まえて配船や石炭の調達時期・数量等を最適化することにより、従来の計画と比較して数億円規模の発電用燃料調達コストの削減が見込まれることを確認しました。あわせて、計画作成や修正に要する時間も大幅に短縮し、業務負荷の軽減や計画品質の向上に繋がる効果が得られることを確認しています。
AI最適化ソリューション「OPTIUM」の概要
株式会社 ALGO ARTISが提供する「OPTIUM」は、AI・アルゴリズムを活用し、石炭在庫や消費量、本船の運航状況、船や石炭の契約条件、港湾・設備条件など、石炭配船計画に関わる複雑な条件を考慮して最適な配船計画を自動で策定するソリューションです。
計画の立案にとどまらず、複数の計画案の比較・評価や、計画変更時の影響確認なども一つのシステム上で行うことができます。
今後の取り組み
四国電力株式会社と株式会社 ALGO ARTISは、本格運用を通じて得られる知見を反映しながらシステムの継続的な改善を進め、石炭配船計画策定業務のさらなる高度化や効率化に取り組むとしています。
本記事は四国電力株式会社および株式会社 ALGO ARTISの発表をもとに作成。

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