朝日新聞社とemoleが小説原作のショートドラマを共同製作
朝日新聞社とemole株式会社が共同でショートドラマを製作し、2024年11月27日にショートドラマアプリBUMPにて独占配信を開始する。公開予定の作品は、ミステリー小説家の吉川英梨氏が執筆し、2023年9月に朝日新聞出版から刊行されているミステリー小説「悪い女 藤堂玲花、仮面の日々」(朝日文庫)を原作とするBUMPオリジナルのショートドラマだ。
近年、ショートドラマ市場は急速に成長を続けており、大手テレビ局などが多数乗り出す他、マンガ業界など映像業界以外からの参入も増加している。ショートドラマは高速かつ比較的低コストで製作できる利点があることから、エンターテインメント専業の事業会社だけでなく、幅広い事業者が挑戦できるフォーマットとして存在感を強めている。こうした流れを受け、朝日新聞社との共同製作という形で、同社のグループ企業である朝日新聞出版が手掛ける小説を原作としてショートドラマの製作に踏み切った。
「BUMP」は、emoleが運営する総ダウンロード数160万回を超える1話1分〜3分の新しいショートドラマアプリだ(2024年10月末現在)。ユーザーは、マンガアプリのように『待つと無料』で楽しむことができ、1話97円(税込)の課金や広告視聴でもドラマを楽しむことができる。地上波では見られないようなラブコメディから復讐系、ミステリーや青春純愛、アクションまでさまざまなジャンルの作品を配信している。BUMP公式アカウントから発信するプロモーション告知用の切り抜き動画の再生回数は20億回を超え、Z世代の女性を中心に幅広いユーザーに刺激的なショートドラマコンテンツを届けている(2024年10月末現在)。