OpenStreet株式会社は、大阪府寝屋川市とアドバンス寝屋川マネジメント株式会社と「シェアサイクル等の実証実験に関する基本協定」を締結し、2024年11月20日からシェアサイクル「HELLO CYCLING」のサービスを開始した。

OpenStreetは、「移動をもっと楽しく、自由に。」をミッションに掲げ、電動アシスト自転車や電動サイクルなどのシェアリングサービス「HELLO CYCLING」を26都道府県で展開している。約9,600カ所以上にステーション（駐輪場）を設置し、通勤や通学、買い物やお出かけなど、ラストワンマイルを補完する移動手段として、約390万人の会員に利用されている。

寝屋川市は、大阪府の東北部に位置し、市内の回遊性向上や近隣自治体との往来の利便性向上を図るとともに、社会課題の解決に寄与する新たな移動手段として、「HELLO CYCLING」のシェアサイクルサービスを導入した。寝屋川市近隣の門真市、摂津市、守口市などにも「HELLO CYCLING」のステーションが開設されており、市を跨いでの移動も可能だ。

「HELLO CYCLING」の利用にあたっては、専用アプリのダウンロードが必要で、無料会員登録後、ステーションの検索や自転車の予約から決済までを簡単に行うことができる。料金は利用開始30分130円、延長100円/15分、1,800円/12時間だが、利用車体やエリアによって変更となる可能性がある。

OpenStreetは、自転車活用推進法の後押しやユニークな水平分業型の地域パートナーモデルにより、「HELLO CYCLING」および「HELLO MOBILITY」の展開を通じてラストワンマイルにおける多様な移動手段を提供し、MaaS促進を目指している。