大正製薬の調査 インフル経験者の35.9%が受診早すぎて検査できずと回答
大正製薬株式会社が実施した調査によると、2022年以降にインフルエンザに罹患して医療機関を受診した人のうち、35.9%が受診が早すぎて検査できなかったり再受診を勧められたりした経験があることが分かりました。発症直後は体内のウイルス量が十分に増えておらず、検査で検出できない場合があることが背景に挙げられます。流行期に向けて、適切な受診や検査のタイミングを知ることやセルフチェックの活用が求められています。
大正製薬が20~60代の男女を対象に実施した調査では、2022年以降にインフルエンザに罹患した経験があり医療機関を受診した206人のうち、35.9%が「受診が早すぎて検査できなかった/再受診を勧められた」経験があると回答しました。

インフルエンザの発症直後は体内のウイルス量(抗原量)が十分に増えておらず、検査で検出できない場合があるため、体調に異変を感じてすぐに受診しても検査ができなかったり、一度陰性と判定されても再検査が必要になったりするケースが生じるとみられます。また、2022年以降にインフルエンザにかかった方のうち、抗原検査キットをドラッグストア等で購入できることを「知っている」と答えた方は55.6%でした。
適切な抗原検査の時期と常備の理由
過去の研究報告(出典:羽田ら.インフルエンザウイルス抗原迅速診断検査利用法―最適な検査時期についての1考案―.感染症学雑誌.2004;78(9):846–852.)によると、インフルエンザの発症から12時間以降48時間以内が最適な抗原検査の実施時期とされています。ただし、これは抗原検査の実施時期に関する知見であり、症状の程度や体調によっては速やかな医療機関への相談や受診が必要です。


調査において抗原検査キットを常備している人にその理由を尋ねたところ、「自分や家族、周囲の人の不安を軽減したいから」と答えた人が最も多く、50.0%を占めました。

一般用検査薬の活用と製品概要
大正製薬では、SARSコロナウイルス抗原とA型及びB型インフルエンザウイルス抗原を同時に検査できる「Panbio™ COVID-19/Flu A&Bパネル(一般用)」を販売しています。発熱などの感冒症状がみられた際にセルフチェックとして使用し、判定結果を踏まえて医療機関の受診などを行うことが推奨されています。なお、発症からの経過時間によって判定結果が変わりうるため、症状が出てからキットを使用するまでの時間を記録し、医療機関の受診時に医師へ伝えることが求められます。
製品の概要は以下の通りです。
- 製品名:Panbio™ COVID-19/Flu A&Bパネル(一般用)
- 使用目的:鼻腔ぬぐい液中のSARS-CoV-2抗原、A型インフルエンザウイルス抗原及びB型インフルエンザウイルス抗原の検出(SARS-CoV-2感染疑い又はインフルエンザ感染疑いの判定補助)
- 判定時間:15分
- 区分:第1類医薬品(一般用検査薬として厚生労働省の承認を取得した体外診断用医薬品)
- 製品情報サイト:https://www.catalog-taisho.com/category/18/003/03609/?utm_source=newsletter&utm_medium=url&utm_campaign=2609_Panbio
2026年3月31日には厚生労働省より「研究用と称する検査キット等の体外診断用医薬品の範囲に関するガイドライン」が発出されており、性能等が確認されていない「研究用」ではなく、「第1類医薬品」または「一般用検査薬」と表示されている製品の使用が推奨されています。「Panbio™COVID-19/Flu A&Bパネル(一般用)」は第1類医薬品の一般用体外診断用医薬品です。
調査概要
- 調査主体:大正製薬株式会社
- 調査方法:インターネット調査(Surveroidを利用) https://surveroid.jp/
- 調査会社:株式会社マーケティングアプリケーションズ
- 調査期間:2026年8月7日~2026年8月10日
- 調査対象:20~60代の男女
- 有効回答数:1204人
本記事は大正製薬株式会社の発表をもとに作成しました。
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