MAZINのAI図面バラシが3D CAD連携を強化 標準機能の無料化も実施
株式会社MAZINは、製造業における設計業務の負担を軽減する「AI図面バラシ」の機能アップデートおよび料金プランの見直しを実施しました。従来のSTEPファイルをブラウザからアップロードする利用方法に加え、対応する3D CADソフト上から直接AI図面バラシを利用できるようになりました。また、日常的な設計業務の中で継続して活用できるよう、標準機能を無料で提供する料金体系への変更も行われました。
3D CADソフトとの連携を強化

これまで「AI図面バラシ」は、3D CADソフトからSTEPファイルを書き出し、別途アプリへアップロードする形で提供されていました。
今回のアップデートにより、設計中の3D CADデータから直接図面バラシを開始できるようになり、3D CADソフト上からそのまま「AI図面バラシ」を利用できるようになりました。AIが3D CADモデルを解析し、部品ごとの寸法入り図面を自動生成します。
標準機能を無料で提供する料金体系へ改定
従来の料金プランでは利用申請時に図面作成20回分の無料クレジットが付与されていましたが、今回の料金プラン改定では標準機能が無料で提供されます。

カスタマイズが不要な場合は、部品数や利用回数による課金なく利用可能です。なお、自社サーバーでの運用や、独自の図枠・寸法ルールへの対応など、個別カスタマイズが必要な場合は要件に応じて見積もりが行われます。
開発の背景にある製造業の設計現場の課題
経済産業省「2020年版ものづくり白書」によると、3D設計を実施している企業は全体の2割弱にとどまり、協力企業への設計指示を3Dデータで行う企業は約15%で、依然として半数以上が2D図面で指示を行っているのが実情です。
このギャップを埋めるために発生する図面バラシ(部品図作成)は、産業機械や省力化設備などでは1製品あたり数百〜数千枚規模の部品図を個別に作成する必要があり、設計工数の大半を占める負担の大きい工程となっています。また、手作業による寸法抜けや公差の記載漏れといったヒューマンエラーを防ぎ、加工不良や納期遅延などのQCD悪化を避けることが開発の背景となっています。
展示会への出展予定
アップデートされた「AI図面バラシ」は、以下の展示会に出展される予定です。
- 名称:第29回 設計・製造ソリューション展 大阪
- 会期:2026年10月7日(水)〜10月9日(金)10:00 – 17:00
- 会場:インテックス大阪(〒559-0034 大阪府大阪市住之江区南港北1-5-102)
- 当社ブース小間番号:I1-44
- 展示会URL:https://www.manufacturing-world.jp/hub/ja-jp/about/dms.html
会社概要
東京都中央区に本社を置き、代表取締役を角屋 貴則が務める株式会社MAZINの概要は以下の通りです。
- 企業名:株式会社MAZIN
- 所在地:東京都中央区日本橋本町3丁目3-6 ワカ末ビル2F
- 代表者:代表取締役 角屋 貴則
- 設立:2018年6月
- 資本金:4.3億円(資本準備金含む)
- 事業内容:産業用装置の開発販売および製造領域の人材サービスの提供
- URL:https://www.mazin.tech
本記事は株式会社MAZINの発表および経済産業省「2020年版ものづくり白書」(第1部第1章第3節、https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2020/honbun_html/honbun/101031_2.html)をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



