インターネット・アカデミーが2027年度新人IT研修を開講へ AI要件定義講座を新設
インターネット・アカデミー株式会社は、新人エンジニア向けに「AI開発・要件定義研修」を新設し、2027年度「新人ITエンジニア研修」オープン講座の開講日程と受講料を公開しました。全講座が2027年4月6日(火)に開講予定となっており、1名から参加が可能です。
同研修では、要件定義から設計、実装、テストの各工程における生成AIの活用方法に加え、AIが生成したコードの検証や修正を演習を通じて習得することを目指します。
開発現場の指導負担増を背景に講座を新設
2027年4月に入社する世代は学生時代から日常的に生成AIを利用しており、paizaの調査によると26卒・27卒の生成AI利用率はいずれも90%を超えています。
一方で受け入れ側の現場では、新人・若手エンジニアのOJT担当者1,004人を対象にした調査において、新人の9割が業務で生成AIを使用し、AI作成コードの課題として「出力されたコードの仕組みや根拠を本人が理解していない」が61.4%で最多となりました。指導やコードレビューの時間が増えたと回答した担当者も約8割にのぼるなど、現場の負担が増加しています。
こうした背景から、インターネット・アカデミー株式会社は、基礎技術力を固めた上でAI活用を積み上げるカリキュラムを設計しました。
講座の特徴とカリキュラム構成
新設される「AI開発・要件定義研修」(Python・3ヶ月)は、開発部門や情報システム部門に配属予定の新人を対象とし、基礎技術の習得からAIを活用したチーム開発演習までを5段階で進めます。
- 1ヶ月目:ビジネス基礎、生成AI活用、Python、データベース、Python×Excel自動化、Webスクレイピング
- 2ヶ月目:Linuxサーバー、AWS、Git、AIエージェント、システム設計基礎、要件定義
- 3ヶ月目:AI活用開発、要件定義〜テストまでのチーム開発演習
また、研修では生成AIの扱い方を「基礎技術優先」「AIなし+AIあり併用」「AI活用開発重点」のタイプから講座ごとに選択できるほか、毎日の講義後アンケートや学習管理システム(LMS)を通じた進捗共有など、育成担当者が受講状況を把握しやすい体制が整えられています。
開講スケジュールと講座概要
全講座とも2027年4月6日(火)にオンライン形式で開講されます。
主な講座と受講料は以下の通りです(受講料は1名あたりの税別表記)。
- AI開発・要件定義研修【新設】:2027/4/6〜6/23(3ヶ月)、対応言語・領域はPython、AIエージェント、要件定義、受講料は1,060,000円
- システム開発研修2ヶ月版:2027/4/6〜5/31(2ヶ月)、対応言語・領域はJava/C#、受講料は575,000円
- システム開発研修3ヶ月版:2027/4/6〜6/30(3ヶ月)、対応言語・領域はJava/C#/PHP、要件定義、設計、受講料は834,000円
- インフラ実践研修:2027/4/6〜6/18(3ヶ月)、対応言語・領域はLinux、ネットワーク、AWS、受講料は960,000円
申込締切は2027年3月下旬で、システム開発・情報システム・インフラ部門に配属予定の新入社員(プログラミング未経験可)が対象となります。人材開発支援助成金を利用する場合は、訓練開始日の1か月前までに訓練計画届の提出が必要とされています。
インターネット・アカデミー株式会社(代表取締役:西洸人、本社:東京都新宿区)は、1995年の創業以来、1,200社を超える企業のIT人材育成を支援してきた企業向け研修会社です。Web技術の国際標準化団体W3C(World Wide Web Consortium)の会員であり、神奈川工科大学との共同開発カリキュラムや、経済産業省「第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)」認定講座の提供実績を有しています。
- 法人研修お問い合わせ窓口:03-3341-3781(受付時間:平日・土日 10:00〜21:00)
- Webお問い合わせ:https://www.internetacademy.co.jp/inquiry/
- 講座詳細URL:https://www.internetacademy.co.jp/course/newemployee/open.html
本記事はインターネット・アカデミー株式会社の発表(調査出典:paiza「生成AI利用に関するアンケート」、株式会社ジョブサポート調べ「新人エンジニアの生成AI利用実態と指導負担」)をもとに作成しています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



