ストーリーライン、SCAJ 2026で次世代デカフェコーヒーを披露へ
ディープテックベンチャーのストーリーライン株式会社は、東北大学と共同開発した次世代デカフェ技術「ZEN Craft Decaf Process™」を活用した「ZEN Craft Decaf Coffee」を、2026年10月14日(水)より東京ビッグサイトで開催される「SCAJ 2026」の小川珈琲ブースにて披露します。
全日本コーヒー協会の「2025年コーヒー重大ニュース」によると、デカフェ生豆の輸入量が2025年に過去最高を更新するなどデカフェ需要が急増する一方、カフェイン除去時に風味が失われる点が課題となっていました。ストーリーライン株式会社は小川珈琲株式会社とMOUを締結し、独自技術を用いた高品質デカフェコーヒーの事業化に向けた共同プロジェクトを進めています。
小川珈琲ブースでカフェイン配合率の異なる試飲体験などを実施

SCAJ 2026の小川珈琲ブースでは、「Caffeine Control」「Our Partnership」「Sustainable&Regenerative」「Coffee Artisan」の4つのテーマが掲げられます。「OGAWA COFFEE LABORATORY 高輪」での先行提供を経て、ブース内には「Caffeine Control カフェインを、デザインする」をコンセプトとした特別コーナーが設置されます。
特設コーナーでは、30%、50%、70%とカフェインコーヒー配合率が異なるコーヒーの試飲や、お気に入りの味わいに投票する企画が実施され、気に入ったコーヒーはその場で購入可能です。また、「ZEN Craft Decaf Process™」によってカフェインを除去したコーヒーの特別試飲エリアも併設されます。
東北大学と共同開発したカフェイン除去技術の特徴と今後の展開

ストーリーライン株式会社の独自製法「ZEN Craft Decaf Process™」は、超臨界CO2流体技術を基礎技術とし、水と二酸化炭素のみを使用して有効成分の保持に注力するカフェイン除去プロセスです。水分挙動を工学的に制御し、抽出前後の含水率や細胞内外の水分移動を定量管理することで成分損失を抑制します。また、官能評価に加え、糖類、脂質、有機酸などの保持率を成分レベルで解析して抽出条件との相関をデータ化しています。

同社品質管理部 部長の水谷佑輔氏は、自社技術によって加工特有の風味変化を最小限に抑えられるとし、小川珈琲の基準をクリアできたことへの成果を述べています。

現在、本技術はラボフェーズを終えて供給体制を確立しつつあり、今後は量産装置の導入によるスケールアップや国内外のコーヒー事業者との協業を進めるとしています。
SCAJ 2026の開催概要

- 名 称:SCAJ ワールド スペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション2026(略称:SCAJ 2026)
- テーマ:Brew the Future (コーヒーの未来を、共に創ろう)
- 会 場:東京ビッグサイト 南展示棟1-4ホール
- 会 期:南1-2ホール 2026年10月14日(水)〜16日(金) 10:00~17:00 (最終日は16:00まで) /南3-4ホール 2026年10月14日(水)〜17日(土) 10:00~17:00
- 入場料:事前登録2,000円(税込)/当日3,000円(税込)、招待状持参者 無料 ※4日間共通
- 公式サイト:https://scajconference.jp
ストーリーライン株式会社は、東北大学内の自社研究室で開発を進める研究開発型スタートアップで、東京・日本橋の実証店舗CHOOZE COFFEEの運営なども行っています。
- 会社名:ストーリーライン株式会社
- 本 店:宮城県仙台市若林区六丁の目西町6-5 MEDIUM ROOM5
- 代表者:代表取締役社長:岩井順子(代表取締役CEO/CDO 岩井 順子)
- 設 立:2018年7月
- 事 業:カフェインレスコーヒー製造販売、コーヒー豆の輸入販売、カフェ及びEC事業
本記事はストーリーライン株式会社の発表をもとに作成されています。
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