Dellows News

Fapon BiotechがJACLaS EXPO 2026に出展へ 低分子抗体などを展示

IVD原料に特化した技術開発企業のFapon Biotech(Fapon、本社:中国広東)は、2026年10月8日から10日まで神戸国際展示場で開催される「JACLaS EXPO 2026(臨床検査機器・試薬・システム展示会)」に出展する。ブース番号は1号館1階のB32となる。

同展示会は日本臨床検査業界の専門展示会で、同時期には第58回日本医療検査科学会学術集会も開催される。Faponは今回が同展示会への初出展となり、日本市場でのプレゼンス向上とパートナーシップ強化を目指すとしている。

出展の背景と展示内容

Faponは創業2001年(グループ)のIVD原料メーカーで、2007年に海外展開を開始し、世界70カ国以上、2500社以上のパートナーと協業してきた実績を持つ。同社はIVD原料、試薬ソリューション、オープンプラットフォームを提供するほか、診断薬CROサービスやOEM開発にも対応している。

今回の出展では、低分子サンドイッチアッセイ用抗体、マウスフリーIgGブロッキング剤、QC・キャリブレーター用リコンビナント原料を中心に主力製品や各種サービスを紹介する。ブースでは各製品の測定データ、開発事例、供給体制について案内するほか、試薬開発・OEM・バルク供給に関する個別相談を受け付ける。また、アルツハイマー病血液バイオマーカー原料や分子診断酵素なども展示予定としている。

主力IVD原料と技術ラインアップ

展示される主な原料ラインアップの特徴は以下の通りである。

低分子サンドイッチアッセイ用抗体

ビタミンD(25-OH VD)、エストラジオール(E2)、チロキシン(fT4/T4)などの低分子項目に対応したサンドイッチ法抗体パネル。高感度と高い臨床相関性を両立し、質量分析法に匹敵する性能を有するとしている。

  • 25-OH VD:化学発光免疫測定(CLIA)プラットフォームにおいて検出限界(LoD)1.0 ng/mLを達成し、LC-MS/MS法との相関係数R²=0.96を記録
  • E2:CLIAプラットフォームにおいてLoD 1.0 pg/mLを達成し、LC-MS/MS法との相関係数R²=0.99を記録
  • fT4/T4:遊離サイロキシンの検出下限(LoB)0.000989 ng/dLを実現

HAMA(ヒト抗マウス抗体)やRF(リウマチ因子)による測定妨害を抑制するブロッキング剤シリーズ。アニマルフリー設計によりロット間変動は15%以内に制御されている。

  • HIER-R-010:動物由来不使用のマウスIgG配合のパッシブブロッカーで、多価HAMA、治療抗体由来の一価HAMA、RFによる妨害をブロックする
  • HIER-R-066:組換え型のアクティブブロッカーで、HAMAとRFの両方の妨害を抑制する
  • HIER-R-061:架橋型ブロッカーで、立体障害効果によりRF妨害をブロックしつつHAMAブロッキング性能も保持する

QC・キャリブレーター用リコンビナント原料

TORCH、RF、CRP、HIV/HIV-P24、CKMB、HCV、TP、HBVなど主要項目に対応した組換え発現原料。0.8Lから60Lまでの発酵生産体制により安定供給を実現し、化学発光、生化学、POCTなど各種測定プラットフォームに対応する。

JACLaS EXPO 2026 開催概要および会社概要

JACLaS EXPO 2026の開催概要は以下の通りである。

  • 開催日程:2026年10月8日(木)~10日(土)
  • 開催時間:10月8日・9日 9:30~17:30、10月10日 9:30~14:00
  • 会場:神戸国際展示場(兵庫県神戸市中央区港島中町6-11-1)
  • アクセス:ポートライナー「市民広場駅」徒歩すぐ
  • ブース番号:B32(1号館1階)
  • 入場:事前登録制(無料)
  • 公式サイト:https://jaclas.or.jp/

Guangdong Fapon Biotech Co., Ltd.(广东菲鹏生物有限公司)の会社概要および問い合わせ先は以下の通りである。

  • 創業:2001年(グループ)
  • 本社:中国広東
  • 事業内容:IVD用抗原・抗体原料、診断薬CROサービス、試薬OEM・バルク供給
  • ウェブサイト:https://en.faponbiotech.com/
  • 問い合わせ先:market@fapon.com

本記事はGuangdong Fapon Biotech Co., Ltd.の発表をもとに作成。

アクセスランキング

今日

1週間